いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

大年に思う

今年は私にとって大きな変動の年であった。伊豆に新たな拠点を設けることによって行動範囲が大きく広がったし、4月1日から書き始めたブログを毎日続けることによって、何でもやってみよう見てみようという前向きな気持になれた。これは、ブログ見てるよという声が大いなる励ましになっている。

そもそもブログを書き始めるきっかけになったのは、4月から新しい生活スタイルになったことが大きいが、病気療養を続けなければならなくなったことも大きい。死に直結する病ではないにしても、節制を欠くと失明に至ることもあると聞かされると、今のうちにやれることはやっておこう、見えるものは見ておこうという思いが強くなるのも道理である。そして、生きた証を何かしらの形で残しておこう、毎日元気でやってることを示していこう、それが今まで世話になった人への恩返しだ、それにはブログが最適だと思った。

私の場合、ブログは人に見てもらう絵日記である。見てもらうという前提だから、言葉や内容には結構気を遣う。TwitterやFasebookほどの双方向性は要らない。誰かに見てもらいたい気持ちは勿論あるが、一方で、見てもらわなくても構わないとも思う。自分に納得できればいい。その日一日が自分にとって納得できるものであったかどうかを確かめられればそれでいい。

ブログは、その日の終わりに書くのではなく、一晩寝かした翌朝に書くようにしている。たまに(最近はしょっちゅう)2日分をまとめて書くこともある。一晩寝かすのは、呑んだくれると面倒くさくなってしまうのと、酔った勢いで言葉が乱暴になり内容が過激になるのと、第一、自分で言っていることが支離滅裂になるからです。そのままネットに載せたら大変なことになる。それを避けるために、その日の終わりは呑みに専念する。一眠りして酔が覚めたところで前日の行動を振り返ることにしている。だから、朝は静かな内観から始まる。そして、それがその日の指針となる。ブログを始めてからの一番の効果は、こういう生活スタイルが身についたことかもしれない。

写真は、28日、伊豆長岡駅まで歩く途中の土手で撮ったもの。夕焼けに紅く染まった富士を仰ぎ見る至福を噛みしめながら、では、来年も良い年でありますように。8,425歩。行く年やいつもと同じ珈琲二つ(あ)

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