いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

今年の抱負

暦をぐるりひと廻りして新しい年を迎えた。人生、61年目に突入。古今亭志ん生の落語に語られるような「ついでに生きている奴」と言われないよう、いろんなことにチャレンジする年にしたい。

届いた賀状に返事を書く。出すはずだった人に出していなかったことを申し訳なく思いながら書く。長いこと賀状だけの付き合いになってしまった人でも、一言手書きで近況を書いているのを読むと嬉しくなる。手書きにはえも言われぬ温もりがある。それがいい。印刷された活字ではそうはいかない。賀状をもらうのは嬉しいが、表も裏も印刷されたものだと何だかよそよそしい感じがする。賀状にそんな手間隙をかけていられない事情も分からなくはないが、そこに「元気?」の一言でも手書きが添えられてあると、それだけでほっこりする。

書き終えた賀状を近所のコンビニのポストに投函する。その足で大庭のBOOKOFFまで散歩。途中、バス通りの沿道に、ガスト、サンマルク松屋、スシローなどの店が適度な間隔をおいて並んでいるが、どの店も結構な数の客を集めていた。元旦は家でのんびりおせちを摘んで雑煮を食べて、という風景は昔のこと。今は家族総出でファミレスに集う時代なのだ。ここにも手間隙をかけないで手っ取り早くという風潮が見られる。しかし、しかしですよ、日本の食文化はそんなことでいいのだろうか。そんなことをしていたら、しまいには家庭から包丁やまな板が消えてしまうのではないかと、老婆心ながら思うわけです。

まあ、元旦からぎゃあぎゃあ言うのも何だから、今年の抱負でも語ってみよう。先ずは、健康第一。何をするにも健康でなくちゃいけない。飲食をコントロールし一日一万歩を目指します。次に、ブログを書き続けること。生きられるまで、この世に生きた証を刻んでいきたいと思います。三番目は、伊豆の住まいを自分流に仕立てること。床を張り替え、パーゴラを作り、外壁をログハウス風にするんだ。四番目以降は、津軽三味線、富士登山、鮎の友釣り、堤防釣り、韋編三絶、パン作り、てなところでしょうか。

散歩の帰り、家の近くの石碑に「鼓腹撃壌」と彫ってあるのを初めて知った。灯台下暗しですね。今年一年、鼓腹撃壌の世であることを願っております。7,660歩。本年の鼓腹撃壌初日の出(あ)

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