いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ピザの試し焼き

カミさんが、今日休みが取れたから伊豆に運ぶものがあったら運べるけど、と言う。ならば2台あるうちのパソコンを1台運ぼうかと思ったが、2台とも昨日Parallels9をインストールしたばかりだし、2台並べて少し経過を見てみたい気もした。それで古いモニターとプリンター、今は使わなくなったハードディスクやその他周辺機器を運ぶことにした。今回は孫の世話はなし。孫が一緒だと着替えや食料などでトランクが一杯になり、自分用の荷物が積めないのだ。

家を出る時はさほどでもなかったが、伊豆に着いたら強い風が吹いていた。台風ほどの暴風ではないにしても、時折ミシミシ家の軋む音がすると、そんなことはないと思いつつも、もしかしたら丸ごと吹き飛ばされてしまうのではないかと心配になる。なんせ、気合の入ったぼろ家ですから。本当に、ある箇所の柱なんか、文字通り首の皮一枚繋がった状態まで腐食していましたからね。

強風のため外に設置した薪ストーブは使えず、冷凍ピザの試し焼きは囲炉裏でやることにした。蓋になる植木鉢は、底に空いている穴を空き缶で塞いだ。それで、都合の良いことにこの鉢には針金1本通るくらいの穴が4箇所に空いていて、その穴に針金を通して取っ手を作る。取っ手部分は沼津の海岸から拾ってきた流木。流木はアイデア次第でいろんなものに使えるからとても重宝しています。

植木鉢の蓋をした状態で溶岩プレートを20分ほど熱し、冷凍ピザを溶岩プレートの上に置いて蓋をする。そして待つこと5分。生地の下はこんがり焦げ目ができ、上のチーズはトロトロに溶けていた。正直言って、こんな簡単にピザが焼けるとは思わなかった。これなら本格ピザを生地から作ってみようという気になるのは自明の理である。2,638歩。人生の楽しみがまた一つ増え(あ)

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