いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

一人で二人の孫の世話

昨日、伊豆長岡のみかん園でみかんを買う。小田原の孫の家に1箱、横須賀の義母に1箱。このみかん園は孫たちとみかん狩りをしようとしていた農園で、孫を伊豆に連れてくる度にカミさんに話を持ちかけていた。しかし、カミさんは全く乗って来ず、まだ一度も行ったことがないところだった。孫をみかん畑に放したら、野猿のように食い荒らすのが目に見えていたのかもしれない。そんな世話はゴメンだということか。まあ、野猿とまでは行かないにしても、それに近い行動を取る可能性は十分にある孫ではある。孫たちは、伊豆に来ると、やたらハイテンションになるのだ。

わざわざみかん園に足を運んだのは、土産用に採れたてのみかんを売っているはずだから、スーパーなんかで買うよりもそこで買えばいいという私の提案によるもの。カミさんはスーパーでいいのにと思っている風だったが、私はどんなところか興味があったので、無理を聞いてもらった。

みかん園の事務所前に無人販売の棚があって、そこにみかんや柿が袋に詰めて並べてある。棚の端には「ここにお金を入れてください」と書かれた竹筒があった。棚の前の箱にもみかんが詰まっていて、小ぶりの方が1箱1250円、それよりやや大きめのが1400円だ。この2箱を買うことに決めたが誰もいない。あるのは金を入れる竹筒だけ。これに2650円入れろってか? 100円や200円ならまだしも、いくら何でもこれに札を入れて立ち去るのは抵抗があるぞ。どうしたもんかと思案していたら、母屋の奥から元気のいい小母さんが出てきてくれてホッとした。この二箱ください、それと、これも、と一袋500円の柿を加えたら合計3000円に負けてくれた。更に、見た目は良くないけどジュースにすればいいと、15個ほど袋に不揃いのみかんを入れてくれた。スーパーじゃ、こんなことできないでしょ? こういう農家を大事にしたいよね。

今日は朝7時に伊豆を発ち、小田原で孫たちを車に乗せて藤沢に戻る。午後からはカミさんが仕事から帰って来るまで、一人で二人の孫の世話。ふ〜、疲れました。4,738歩。横抱っこ孫は空飛ぶアンパンマン(あ)

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