いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

薪が届いた

正午過ぎ、ヤフオクで落札した薪が届いた。100kgが7口に分けて梱包されていた。早速、梱包を解くと、ヒノキの芳香が鼻孔を擽る。何だか薪として燃やすのは惜しいくらいだ。手に持ってみると、ナラに比べて非常に軽い。よく乾燥していて、縁の下に放って積み上げるときにコーンと高い音がした。

薪は落葉広葉樹が良いとされる。火持ちがいいからだ。ヒノキは常葉針葉樹だから、パッと火がついてゴーッと燃えてしまう。また、煤が出やすく小まめに煙突掃除をしなければいけない。そういう欠点があるから、今回の入札も私一人しかいなかったのだろう。でも、木彫り用にもできると考えれば、決して悪い買い物ではなかったと思う。

すぐにでも試し焚きしたい気持ちを抑えて、以前、溶岩プレートを買った石材店にバイクを走らせる。前回は縦横30cmのプレートを2枚買ったが、今回は直径30cmの円形を買ってみようと思った。その方が角がないので、ストーブの上にピタッと置けて熱の通りも良さそうな気がした。

店に入ると、表面がツルツルで気泡のない溶岩プレートが新顔で積まれてあった。四辺に溝が彫られてある。多分、石焼用に加工したのだろう。巨大な硯みたいだ。値段も予算の3倍とあってはとても手が出ない。溶岩プレートの積まれた一つ奥に何気なく目をやったら、な、なんと、大谷石があるではないか。前に来たときに、お取り寄せになりますと言われた、あの大谷石である。「現品限りの特価」という扱いで、問題の価格は、おお、30cm正方形が1,000円ですって。溶岩プレートより安い。いいのか、本当にその値段でいいのか。大谷石は割高といったイメージがあったから、あまりの安さにびっくり。欣喜雀躍、狂喜乱舞。2枚買って、すっ飛んで帰って来た。

ヒノキの薪を燃やし、大谷石で冷凍ピザを焼いてみる。薪の燃え方は、思った以上に火持ちは良かった。ナラと比べても遜色ない。ピザの焼け具合は、生地の底が溶岩プレートよりも柔らかく焼け上がっていい感じ。カリカリ感はなく、モチっとした感じが残った。これは冷凍ピザの種類の違いによるのかもしれない。いずれにしても、今日のところは両者合格。1,174歩。たっぷりの薪でもちもちピザを焼く(あ)

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