午後になったら雨も少しは降り止むかと思ったら、そのまま夜まで雨が降り続いた。
結局、一日中雨。
でも、春の雨はどこか明るさを伴う。
星野立子は高濱虚子の次女。その彼女の句に「春雨のあがるともなき明るさに」がある。
まさに今日(3/26)の雨はそんな雨だった。
病院へ行くつもりでいたけど、雨が止まなかったので断りの電話を入れた。「明日の午後行きます」。
病院に電話を入れてすぐ、消防署にバイクを走らせた。
5月に防火管理者の講習会があって、Webでの受付が今日から始まった。
Webなら家からでも申し込みできると思っていたら、不案内な部分が出てきて、それで雨の中を消防署まで走った。
そうしたら消防署は案内のチラシ文書を配るだけで、実際の事務手続きは消防署を統轄する国の団体がやることになっていると言う。そんなこと言われても困るし。
疑問があったらウェブサイトを見ろと言う。そこに全て答えがあると言わんばかり。が、それって随分投げやりなんじゃないの? 読んで判らないのは頭が悪いからだ言ってるようなもんだ。
そんな鈍頭にいちいち付き合っていられないというのも判らないではないが、でもやっぱり素朴な疑問に答えられるようなシステムを用意しないといけないのではないか。説明は全てウェブサイトに書いてあるからそれを読めば判るという構えは公共サービスとしてはいかがなものか。
Webの説明をいくら読んでも判らないから訊きに行くのであって、それに親切に対応していただきたい。
ちょっと不親切な気がします。
【きょうの一枚】茶花豆。
ここのスーパーへ行くといつも買う丹波黒豆の隣のケースに、旨そうな豆袋が並んでいた。そら豆を柔らかく煮たやつ。
値段を見て安いと思って買い物カゴに入れたが、よく考えてみたら丹波より高かった。でも、一旦かごに入れたものを陳列ケースに戻すのは何となくみっともない気がして、そのままカゴに入れてレジに並んだ。
ああ勘違いだけど、たまにはこういう勘違いもよかろう。旨しうまし。
【書】「藥(薬)」ヤク・くすり(No.1,723)
艹(草)と、音を表す樂(ラク。ヤクは変化した音。病をなおす意→療)とで、病気を治療する草、ひいて「くすり」の意を表す。常用漢字は省略形による。(『旺文社漢字典第2版』ディジタル版)
【ディジタル画】『坊つちやん』その82(No.1,163)
ディジタル画といえど、やっぱプロは素人が趣味で描いているのとは一味も二味も違う。
なにしろ生活がかかってるからなあ。その重みがひしと伝わってきます。
【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.443)
明治の錦絵。
これを錦絵と呼ぶかどうかは別にして、私がめざす画風はこういうのです。
輪郭が定まらないけど、それが逆にいい味を出してる。
あえて輪郭を定めないで、見る人の想像にゆだねるような、そんな画を描きたい。
決して投げやりではない。どころかかえって見てイメージが膨らむだろうような画。描き過ぎちゃいけない。見る人が想像する部分をしっかり残しておかないといけない。
が、これが滅法難しい。どうしたら、そういう画が描けるんだろう。
試行錯誤の繰り返しです。
【タイムラプス】令和6年3月26日(火)7:12〜11:19の韮山方面の雨空。30秒。
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