いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏バテのスーパーカブの息熱し(あ)

 カブでこけちゃいました。

 衝突した相手はいません。いわゆる自爆ってやつです。

 路面が雨に濡れて、タイヤがスリップしやすくなっていたところへ、カブのスピードをコントロールできず、スロープに突っ込んでしまった。

 あわててブレーキをかけた。それがいけなかった。カブもろともに、ああ転ぶ転ぶと思いながら、スローモーションですっ転んでしまった。

 何をそんなに焦る必要があったか。

 実は昨日(8/7)、市広報誌の部数が3部ほど足りないので補充して欲しいとある組長さんから頼まれていた。それで、市に部数が余っていたらもらって来ようと思って急いでいたのだった。

 スリップして転倒したところへ、運良く顔見知りの人の車が通った。訊いたら、仕事に出かけるところだという。

 それで、こんなことのために時間を無駄にしてはもうしわけないと思って、その場でその人を職場へ見送った。

 そこへ、これもたまたまご親切な女性が通りかかって、ご自分のケータイで警察と救急車を呼んでくれた。

 間もなくして、警察のワゴン車と救急車が到着。

 救急車に乗せられ、救急車の方に中で傷の応急処置をしてもらう。

 そこへ警察の方が顔を出し、事情聴取を始める。

 その間、病院で手当てを受けるようしきりに勧めるが、私はそんなに大袈裟なことでもないし、病院にかかるほどの怪我でもないと判断し、丁重にお断りした。

 警察の方は、ではと言うふうに「保険証をお持ちですか?」という。「保険証は持ってない。家にある」と伝えたら、「では家まで行って保険証を確かめる」と、あくまでも警察官としての顔を貫く。

 あれですね、これも一種の職業病かもしれませんね。

 警察の車が家の前に停まったので、何事があったのかと、隣の奥さんが道路に飛び出してきた。

 これこれこうだと、経緯をかいつまんで話したら、こういうのは後遺症が怖いから、やはり病院で診てもらったほうがいいと主張、私を車に乗せて、大場にある私のかかりつけの病院まで送ってくれた。

 その病院の院長さんは、私に対する救急車での処置に加え、脇腹の傷も診てくれた。そこは事故のとき、首が回らず見えなかった患部である。

 そして、もしかして骨も損傷している可能性もあるし、脳のダメージも考えられるから、いずれにしても大きい病院で検査してもらった方がいい、とその場で順天堂に紹介状を書いて救急車を呼んでくれた。

 順天堂で検査をしたら驚いた。鎖骨と肋骨が折れていた。どうりで寝返り打てないわけだ。

 今日(8/7)一晩病院に入院して、明日(8/8)に、内臓器に出血がないか診るという。

 今は病院なので、今日の一枚・書・ディジタル画・昭和の風景・タイムラプスはなし。