いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

溜池の汀はらはら桜色(あ)

【きょうの一枚】溜池のほとりの河津桜。

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 家のみかんがなくなったので、みかんを買いにカブを走らせた。
 沼津・西浦のみかん問屋の帰り、葛城山ロープウェイ下の溜池脇を通ったら、池の奥に満開の河津桜があった。それで、カブを停めてパシャっと一枚写真に収めた。
 私がカブを停める前に、私の前を走っていた自家用車が溜池ほとりの駐車場に車を入れ、運転席から手に携帯電話を持っていた小母さんが出てきた。そして私に一言、「あら、やることはおんなじね」。
 その方も、車を運転していて池の奥に満開の河津桜を見つけて写真に収めようとしたらしい。
 池の水も温み、山も笑っているようです。
 春です。春がもうそこまで来ています。


【書】「車乗(乘)」しゃじょう(No.997)

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 「くるま。乗も、くるまの意。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「車」は、もと、馬に引かせる二輪車を上から見た形にかたどり、人の乗る車の意を表したが、のち、字形を車に省略し、「くるま」の総称、ひいて、軸を中心にして回転する輪、また、輪の形をしたものの意に用いる。
 「乗(乘)」は、木の上に立っているさまで、上に「のる」意を表す。転じて、のりものの意に用いる。


【ディジタル画】原田泰治(No.437)

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 朝日新聞コラム「天声人語」(ディジタル版)で、画家・原田泰治さんが3/2に亡くなったことを知った。
 私は朝日新聞ディジタル版の有料会員で、メルマガで届けられる有料記事を毎日楽しく読んでいる。
 それで先月末近くに有料で読める本数を超えたと連絡があり、「天声人語」と「折々のことば」が読めなくなっていた。月が改まって、これまで読めないでいた「天声人語」をまとめ読みしていたところ、そこで原田泰治さんの訃報を知った。
 「天声人語」の冒頭には、「行商のばあさま、炭を焼くじいさま。目も鼻も口も描かれていないのに、表情は一人ひとり驚くほど豊かである」とあって、すぐに画家の作品の数々が頭に浮かんだ。
 原田泰治さんは1981年に亡くなった谷内六郎さんとともに、私の中では、日本の原風景を描いた画家として心に刻まれている。私もいつかはああいう絵を描きたいと思うけど、たぶん死ぬまで描けないだろうな。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いている。


【タイムラプス】3月9日(水)7:09〜9:16の伊豆長岡の空。31秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10228019659178981/?d=n


【新型コロナ】3/9(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→65,434(前週同曜日比 −4,088)
重症者数→1,456(前日比 −5)
累計死亡者数→23,908(前日比 +238)