いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

せせらぎをぐらりと鮎の竿しなる(あ)

【今日の一枚】狩野川の鮎釣り。

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 湧き水のストックがなくなったので、湯ヶ島まで水を汲みに行ってきた。カブのボックスにはちょうど2Lのペットボトルが12本入る。20Lで100円だから、2Lボトルでいうと10本分だが、12本分水を汲んで100円で勘弁してもらっている。ああいうのは気持ちだからね。旨い水を提供してくれてありがとうの、気持ち、気持ち。どうせ無人販売だから、不足分の料金は次回払うわ。
 水汲み場まで行く途中にビール工場がある。その脇を狩野川が流れていて、川の反対岸では新ごみ処理施設がただいま建設中。きょうはかなりの工事関係車両が出入りしていた。
 きょうは19:00〜地区公民館で、その新ごみ処理施設の説明会があった。そんなに集まらないだろうと読んでいたら、23人も参加してくれた。地区のごみ問題は関心が高いようです。
 写真は、狩野川で鮎の友釣りを楽しむ釣り人。新ごみ処理施設の写真も撮ったが、友釣りの方が絵になると思ってそっちをアップすることにした。
 かつては大仁の鮎釣り場は、シーズンになると貸切バスをチャーターして首都圏から釣り人がどっと押し寄せた由だが、今はそんな混雑などす見る影もない。釣り場は年々狩野川を遡って、修善寺からだいぶ上流のこの辺りでも釣り人はちらほら。閑古鳥が鳴く。
 見ていたら、手前の方の竿が弓形にしなって、「おっ来たか」と期待してシャッターチャンスを狙ったが、魚影を見ることはできなかった。どうも流れてきた木片がテグスに引っかかったようでした。


【書】「姪孫」てっそん(No.1,169)

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 「兄弟の孫。おいの子。めいの子。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「姪」は、女と、音を表す至(し。「てつ」は変化した音)とから成る。
 「孫」は、子と系(つなぐ・つづく意)とで、子のあとに続く者、「まご」の意を表す。


【ディジタル画】『坑夫』 51(No.609)

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 帰れコールを浴びているところへ、婆さんの声が聞こえた。
 「御膳を御上がんない」。
 考えてみれば、「飯の気を離れること約二昼夜になる。ずっと腹を空かしているところへ出てきた御櫃だもの、「食慾は猛然として咽喉元迄詰め寄せて来」るのは必定。なのだが、勇んで飯を食おうとすると、茶碗に持った飯が「つるつると箸の先から落ちて、決して茶碗の縁を離れ様としない」。それを「見てゐた坑夫共は又ぞろ、どつと笑ひ出した」。
 出てきた御飯は銀米ではなく南京米だったのである。
 南京米とは、かつて日本全土が米不足に陥ったとき、政府が緊急措置としてタイ米を輸入したことがあったが、その類の米のことをいうのだろうか。ネットで「南京米」の画像を見たら例のヒョロ長い米だったから、たぶんそうだろう。
 それで、ここでも「自分」は獰猛衆に叩かれる。
 「南京米の味も知らねえで、坑夫にならうなんて、頭つから料簡違だ」。
 ああ、曲がりなりにも魚沼産コシヒカリをいただける身分であることを、本当にありがたく思う。


【タイムラプス】8月30日(火)7:56〜10:03の伊豆長岡の空。31秒。

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【新型コロナ】8/30(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→95,916(前週同曜日比 −45,113)
重症者数→628(前日比 +1)
伊豆の国市陽性者数→75(前日比 +28)(静岡県HPより)