いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

筍の毛のふさふさと黒光る(あ)

【きょうの一枚】掘り損ねた筍。

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 水を汲みに行くべえとカブにまたがったら、道の向こうの空き地に筍が生えているのを見つけた。筍というには遅すぎるほどの成長ぶりである。これじゃ固くて食えねえら。
 桜が終われば筍掘りのシーズンになるのだが、今年は時期がちと早い気がする。
 しまった、筍が出回るのはもう少し後だと思って油断していた。「雨後の筍」と昔からよく言われるが、ここのところの長雨で筍の成長が早まったのかもしれない。
 もしやと思って注意しながら小公園下の竹藪を下ったら、目に見えるところだけでも掘り返した跡があった。
 やってるやってる、みんなやってる。みんなも、今年は出が早いなあと思いながら筍掘りを楽しんだだろうな。
 筍は、掘ること自体は楽しいからいいのだが、そのあと皮を剥いて茹でて食うまでが大変。
 一二三荘の前を通ったら、「ゆでたけのこあります」の手書き看板が立っていた。きっと女将さんがせっせとゆでたんだろうな。懐に余裕があれば寄って買ったのだが、何せこちとら懐寒し春疾風、申し訳ないと思いながら素通りした。今度、余裕のあるときに寄らせてもらうね。
 西伊豆の土肥港へ行くときに通る交差点がある。そこに出店があって、そこにも掘り立てらしき筍が天日干し棚にずらり並べられてあった。値段は1本100円。安すぎでしょう。
 筍はそこいらへんの竹藪ににょきにょき生えているからタダでもよさそうなものだが、まあ掘る手間賃を考えて100円いただいてもよかろう。買わないけど。
 水汲み場に着いて水を汲んでいたら、大きなビニルバッグに容器を詰め込んだ人が徒歩でやってきた。片方の蛇口を譲ったら、その人はバッグの中から20Lの容器を出した。え? それを徒歩で運ぶの? どこまで?
 お先にと失礼して水汲み場をあとにしたが、周辺の道のどこにもそれらしき車は停まってなかった。20L缶を持ち運べるほどのご近所の方なんだろうか。う〜ん、気になる。


【書】「阿従」あじゅう(No.1,038)

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 「へつらい従う。こびる。迎合する。阿順。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「阿」は、阝(丘の意)と、音を表す可(か。「あ」は変化した音。まがる意→奇)とで、山のまがるところ、「くま」の意。
 「従(從)」は、从(しょう。人の後に他の人がつきしたがう意)に「ゆく」を増し加えて、ついて行く意。ひいて「したがう」意。


【ディジタル画】『三四郎』 40(No.478)

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 美禰子が広田先生宅に運ばれた書籍を整理していて、中に画帖を見つけた。それを膝の上に開いて三四郎に見せる。
 「三四郎は及び腰になって画帖の上へ顔を出した。美禰子の頭で香水の匂がする」
 その、開いた画帖の画がマーメイドの図だった。
 全集の注解によると、「(マーメイドは)ヨーロッパの世紀末絵画に好んで取り上げられた画題」という。 


【タイムラプス】4月19日(火)6:21〜8:32の伊豆長岡の空。32秒。

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【新型コロナ】4/19(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→24,258(前週同曜日比 −8,941)
重症者数→222(前日比 +3)
累計死亡者数→29,055(前日比 +27)