いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏行くや田舎駅前珈琲店(あ)

【今日の一枚】最寄り駅前珈琲店。

f:id:jijiro:20220911085223j:image
 自治会の乗タク推進委員会を応援しようと、同じ自治会のあるサロンが協力してくれることになった。
 みんなで乗合タクシーを利用して、最寄り駅周辺を散策しようというのである。
 ところが、行きの便が8:30発、9:30発、13:30発の3便しかない。それに合わせて駅周辺の店も開店時間を早めに設定してくれるといいのだが、店側としても客商売だから乗タク利用者の思惑通りにはいかない。9:30の便と13:30の便との間にもう一本タクシーを走らせてくれると店の開店時間と折り合いがつくと思ったりもするが、タクシー会社の事情もあってなかなかそう都合よくもならない。
 この企画を考案するにあたって、スタッフはどこかゆったり休めてお茶する場所がないかと駅周辺を探していた。そういう店が一店だけあることは皆みな知っていた。
 マクドナルド。
 あそこなら朝早くからやっているから、たとえば9:30の便で行っても利用できる。そういう店が駅周辺にもっとあっても良さそうだが、ここはそこしかなかった。
 ところが、そのマックが現在改装工事中で、駅周辺散策ツアーを目論んでいたその日は営業しないと来た。それと判ってスタッフは大いに慌てる。それで私はたまたま見つけた駅前の珈琲店を紹介した。
 それがこの珈琲店。
 えっ、こんなところに珈琲店なんてあったっけ? 
 出来立てホヤホヤの新しい店のようだったが、改めて営業時間を見たら11:00〜18:00となっていた。しかも木金土の週3日のみ。なんだダメじゃん使えないじゃん。
 田舎の店は開くのも閉めるのも早いというのが相場だが、ここは開くのが早くない。これじゃ都会と変わらない。
 看板を見るとパッチワーク教室も兼ねているようだから、夫婦でやりたいことをうまくやりくりしている店なのかな。旦那さんが自ら嗜好のコーヒーを淹れて、奥さんが特技のパッチワークを教える、てな感じか。
 互いの趣味を生かした田舎暮らし。都会で暮らしていた若い二人が、きっといつかは田舎に小さな店を持つという夢を育に、その夢がやっと叶ったんだろうな。いいねえ。
 末長く見守っていきたいけど、11:00まで待たないと淹れたてコーヒーを飲めないというのはネックもネック大ネック。パッチワーク教室が10:00〜なんだから、コーヒーもその時間に合わせてもいいと思うけどな。


【書】「冒進」ぼうしん(No.1,180)

f:id:jijiro:20220911085202j:image
 「向こう見ずに進む。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「冒」は、目と冃(ぼう。かぶるもの)とで、目をおおいかくす意、ひいて「おかす」意を表す。
 「進」は、辶と隹(とり)とで、鳥のように速く行く意、ひいて「すすむ」意を表す。


【ディジタル画】『坑夫』 62(No.620)

f:id:jijiro:20220911085140j:image
 飯場を出て、初さんという人に連れられてシキの入口まで歩いて来ると、途中で、長屋の窓から「昨日のだ」「新来だ」と口々に罵る声が聞こえた。その声に「自分」は愚弄の意味を感じ取る。
 まるで、都会の子が田舎の学校に転校したときに見かける光景そのものですね。そういうのは子どもの世界だけかと思っていたら、どっこい、大人の世界にもあるんですね。
 布衍して言うと、「『昨日のだ』『新来だ』と騒ぐうちには、自分が彼等と同等の苦痛を嘗めなければならない程堕落したのを快く感ずると共に、到底此の苦痛には堪へがたい奴だとの軽蔑さへ加はつている」となるらしい。なるほど。
 今回もすべてConceptsで描いている。


【タイムラプス】9月10日(土)6:38〜9:41の伊豆長岡の空。22秒。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0aTnXZPKTa6gwmm3mpV4dg3WX9UeLDn2dZNsEFx4ofhVN2KFXPLXTUrD9jD451q9Dl&id=100001436582002&mibextid=F94R4H


【新型コロナ】9/10(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→99,491(前週同曜日比 −29,213)
重症者数→461(前日比 −10)
伊豆の国市陽性者数→26(前日比 −11)(静岡県HPより)