【今日の一枚】セミナーの休憩時間。
市役所に隣接する会館で市主催のセミナーが催された。
講師は水津陽子先生。演題は「やる気と活気にあふれる地域づくり」。
なかなか興味深いテーマで、もっと多くの聴講者が集うと思って出かけたが、そうでもなかった。
少子高齢化の波が今やどの地区にも押し寄せ、役員のなり手がいないと頭を抱える。しかし、頭を抱えてばかりもいられない。なんとかしてこの問題を打開しないことにはその先が見えない。
我が地区でも、いまだに副区長が不在のままというイレギュラーな状態が続いている。そのことをよしとする人はたぶんいない。気にかけてはいるが、でもその穴を埋めるのは自分以外の他の人と誰もが思っている。自分はやりたくないけど、いないと困ると大半の人が思っているのではないだろうか。
なぜそうなってしまうのだろう。それがずっと引っかかっていた。それで、グッドタイミングできょうのセミナーのことを知り、現状打開のヒントが得られないかと勇んで参加した。
ヒントは得られたか。得られた。
キーワードは「IT化」だと私は読んだ。ITを活用させることで地域を活気づけること。そこにこの問題の打開のヒントを得た。
配られた資料の中に、「モバイル端末の世帯保有率 97%」というデータ(出典「令和4年度情報通信白書」)があった。
97%ですよ。これってすごくないですか。そのうちスマホ保有が88%となっている。
これを使わない手はない。スマホがあれば、老若男女すべての人がすべての情報を瞬時に得ることができる。今はそういう時代なんだね。
幸い私は現在10個のブログアカウントを持っている。有料だが、そのうちの1個を区内広報用に解放したい。有料料金は私の自己負担で、文責も私個人に覆いかぶさるとはいうものの、そんなことを言っていたら何もできない。こうなったら、区長だろうが副区長だろうがやるっきゃない。
というわけで6月でストップしていたブログを再開することにした。このブログを拠点に「やる気と活気にあふれる地域づくり」ができればいいと思っている。
【書】「奔馬」ほんば(No.1,181)
「勢いよく走る馬。あばれ馬。逃げ走る馬。」(『旺文社漢字典』第2版)
「奔」は、人が両手を振って走る形と、多くの足とで、どんどん走る意を表す会意の字。のち、夭(大は変化した形)と音を表す〓(ほん。奔から大の部分を取り除いた形。勢いがよい意→噴)とから成る形声字に変化した。犇(ほん)と通用する。
「馬」は、顔が長くたてがみのある獣の形にかたどり、「うま」の意を表す。古代中国では、戦車を引いた重要な家畜。
【ディジタル画】『坑夫』 63(No.621)
「自分」は初さんと一緒にトロッコに乗ってシキ(坑内)に入っていく。
振り返ると入口が小さい月の様に見える。奥へ進むにつれて天井がだんだん低くなってくる様に感じられる。壁に触ると雨が降った様に濡れている。行く手の方に一点の燈が見え、その燈の箇所が四五畳ほどの大きさに広がって、そこに洋服を着た役人がいる。そこから突然様子が変わって、坑の天井が時々頭へ触るような気持ちがするほど低くなる……。これが地獄の三丁目、か。引き返す? でも「自分」には引き返す場所がない。
炭鉱記録画家・山本作兵衛さんの、狭い坑内を這いつくばって奥へ進む刺青男と、その後ろに続く乳房を垂らした女の絵が、頭から消えない。
【タイムラプス】9月11日(日)5:49〜7:52の伊豆長岡の空。30秒。
【新型コロナ】9/11(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→92,741(前週同曜日比 −30,338)
重症者数→443(前日比 −18)
伊豆の国市陽性者数→12(前日比 −14)(静岡県HPより)