いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏の朝まだやり残してることがある(あ)

【今日の一枚】公民館のラジカセ。

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 きょうから子供会のラジオ体操が始まった。
 8/22〜24までのたった3日間だけだけど、毎年恒例の行事として定着している。
 私が小学生だった頃は夏休み中ずっとやっていたような気がするが、今はたった3日間しかやらない。お母さん方も外に仕事を持つ時代だから、ずっと長く子どもの世話をする人なんていなくなってしまったのだろう。
 さて、このラジオ体操は、一体いつ頃から始まったのか。気になってネットに当たってみた。そうしたら「昭和3年に、天皇陛下御即位の大礼を記念して、当時の逓信省官位保健局が制定し、日本放送協会の協力を得て「国民保健体操」の名称で国民の健康保持増進を目的として実施したのが最初です」と出た。<https://www.postalmuseum.jp/column/collection/radio-exercises.html
 驚いた。そんなに古かったんだ。戦後復興のシンボル歌だとばかり思ってた。
 私がYouTubeで聴いたのは、藤山一郎さんが平成4年にレコーディングしたもの。
 藤山さんは当時80歳。とてもそんなご高齢とは思えないような伸びやかな歌声に、つい聴き惚れてしまった。
 藤山さんは、かつてこの地区に別荘をお持ちだったと伺っている。昔から馴染みがあったようです。その国民的歌手の歌声に比べるべくもないけれど、ならば一つ私も「ラジオ体操のうた」を子どもたちに披露しようじゃないかと思って勇んで出かけた。のはいいが、なんてこった、途中で歌詞を忘れてしまった。
 ♪ラジオの声に 健やかな胸を この◯◯◯◯◯に開けよ それ 一 二 三♪
 あれ、何に「開けよ」だっけ。もごもごもご。
 答えは「香る風」でした。うちに帰ってから慌てて調べて知りました。
 藤浦洸さんの作詞です。素敵ですね。
 よし、あしたは最後まで歌い切るぞ。


【書】「相克(剋)」そうこく(No.1,161)

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 「五行の運行の一つ。木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に勝つということ。↔︎相生。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「相」は、目が木と向かい合うさま、よく「みる」意。ひいて、かたちの意、転じて「たすける」、あいたがいの意に用いる。
 「克(剋)」は、人が甲冑(かっちゅう)をつけている形にかたどり、甲冑の重さに耐える意、ひいて「かつ」「よく」の意を表す。


【ディジタル画】『坑夫』 43(No.601)

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 「自分」の飯場頭は「原駒吉(はらこまきち)」と言う。が、「自分」の名はまだ明かされない。
 その飯場頭としての原さんの見立てはこうだ。
「そりや物数寄と云ふもんでさあ。折角来たから是非遣るつたつて、何も家を出る時から坑夫になると思ひ詰めた訳でもないんでせう。云はゞ一時の出来心なんだからね。遣つて見りや、すぐ厭になつちまうな眼に見えてるんだから、廃すが好うがせう。(中略)全く普通のものゝ出来る業ぢやありませんよ。悪い事は云はないから御帰んなさい」
 あなたに坑夫は務まらないと暗に断られている。最終面接で内定を断られたといった感じだろうか。とまれ、原さんは「自分」に坑夫が務まらないことを一目で見破った。
 今回もすべてConceptsで描いた。
 原駒吉さんと炭鉱記録画家・山本作兵衛さんのイメージが重なった。山本さんの顔に刻まれた深い皺とコップを握る手の節々は、坑夫の過酷な労働を物語っていると同時に、飯場頭・原駒吉さんをも映し出しているような気がした。


【タイムラプス】8月22日(月)6:59〜9:15の伊豆長岡の空。33秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/pfbid02PWVtSN8mpoQcDViUtE92RMLRiES3rj8WLPdp77bHegqUDXhQUEzTcLxexxVd4Dkvl/?d=n


【新型コロナ】8/22(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→226,171(前週同曜日比 +47,839)
重症者数→632(前日比 +16)
伊豆の国市陽性者数→72(前日比 +28)(静岡県HPより)