いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

どうぶつのおやつの袋寒の内(あ)

【きょうの一枚】袋菓子「たべっ子どうぶつ」。

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 これ、放課後児童教室支援員をしていたときの3時のおやつによく出た。
 私は車を運転しないので、おやつの買い出しをしたことがない。それをずっと後ろめく思っていた。
 放課後児童教室では午後3時になるとおやつを出す。そのための買い出し当番が割り振られていて、車を持っていない私は端から当番から外されていた。それが屈辱だった。
 気にしなければしないで済まされるのだろうが、私は気にした。戦力になれないことがやたら悔しかった。代わりに私ができることはないかと探したりもしたが、これといったものは何一つ見つからなかった。囲碁や将棋を流行らそうとしたこともあったが、それとて私の導き方が悪くて思ったほど広まらなかった。
 だから、一年で職場を去る決心をした。それを決心したのと同じ時期に中学校でのお手伝いの話が舞い込んだ。で、そこから4年間ほど中学校へ通ったのだったが、その時に在籍していた子が、きのう雨の中、ふらっと我が家を訪ねてくれた。車の免許を取り、後輩たちを乗せて伊豆半島をぐるりドライブしてきたのだと言う。あれから4年、そうか今は高校を卒業して、社会人として給料をいただく身分になったんだね。見ないうちにずいぶん成長したなあ。


【書】「州里」しゅうり(No.953)

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 「村落。むらざと。州は二千五百家、里は二十五家。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「州」は、もと、水流に囲まれた土地のさまで、なかすの意を表す。洲(しゅう・す)の原字。転じて、区域、国の意に用いる。
 「里」は、土と田(田畑など東西に区画された地域)とで、農地中心に区画された土地、むらざとの意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 74(No.395)

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 吾輩の目から見て一大奇観に見える風呂屋の風景が映し出される。その中に、背中に岩見重太郎の彫り物をした御仁が登場する。なんでもウワバミを退治するシーンらしいが、未完成と見えてウワバミの姿がまだ彫られていない。それがまたなんとも間抜けて面白い。
 私は岩見重太郎の名を五代目古今亭志ん生の落語「火焔太鼓」で知った。平清盛の尿瓶、岩見重太郎の草鞋、小野小町の杖なんて買ってきて損ばかりしてるじゃないかと、骨董屋の旦那がカミさんにたしなめられる。そこに岩見重太郎の名が見える。
 この岩見重太郎、一体どんなお方だったのだろう。全集注解には「安土桃山時代の伝説的武芸者。(中略)諸国を武者修業中、仇討の助太刀、ひひ退治、山賊退治をしたという武勇譚が講釈、草双紙などに取りこまれて語られている」とある。平清盛、小野小町と並び称されるくらいだから、当時としては知らない人はいないほど有名な方だったのだろう。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いた。 


【タイムラプス】1月24日(月)8:10〜10:38の伊豆長岡の空。36秒。

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【新型コロナ】1/24(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→50,030(前週同曜日比 +24,388)
重症者数→430(前日比 +6)
累計死亡者数→18,510(前日比 +14)