いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

灰山を築山として冬の庭(あ)

 昨秋、地域の方から自治会に多額の寄付をいただき、それへの感謝状を私が書くことになっていた。
 年明けてそろそろ準備しなくてはいけないと思って、それに使う面相筆を探した。ところが、これが見つからない。6畳間を孫に明け渡すときに、どこかにまとめて仕舞ったはずだが、それがどこだかまるで思い出せない。最近、そんなことがしょっちゅう起こるようになった。いよいよ焼きが回ってきたと見える。
 なかったら新しいのを買い揃えればいいやと思って大仁商店街の文房具屋へバイクを走らせた。そうしたら、ない、ない、ない。ガチョーン。歴史のある割と大きい店だから面相筆くらいは絶対に置いてあると読んだが、置いてなかった。こいつは弱ったぞ。どこへ行けば手に入る? 通販だと見つかりそうだけど、そんな時間はない。仕方がない。家にある小筆で我慢するか。
 面相筆は私が賞状揮毫士の資格を取るときに購入したもので、大中小3本がセットになっている。私が使わなくなってからはもっぱら孫娘の絵道具になっていた。だから、孫娘に在処を訊けば判るかもしれないが、孫娘の奴、きょうは小田原のときに入っていたバスケチームの応援とかで名古屋に行っている。だから訊けない。ということで、ここは筆を選ばぬ弘法でいくことにする。


【きょうの一枚】灰の山。

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 庭の薪置き場の隣に穴を掘って、そこに薪ストーブに溜まった灰を捨てられるようにした。
 穴を掘ったのは5年ほど前だが、そのときはまさかこんな山盛りになるとは思っていなかった。考えてみれば、穴を掘っても灰を他所に持って行かなければ早晩山になるに決まっている。で、今年とうとう山の形を成すに至った。今シーズンはそれだけ薪を多くくべたということか。


【書】「行舟」こうしゅう(No.934)

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 「①行く舟。通る舟。②舟を進める。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「行」は、十字路の形にかたどり、道路の「みち」の意を表す。道を「ゆく」意、転じて「おこなう」意に用いる。
 「舟」は、板をはって長方形に造った「ふね」の形にかたどる。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 56(No.376)

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 いよいよ吾輩がネズミを捕まえる覚悟を決め、さて獲物はどこからやってくるかといろいろ考えをめぐらす場面。そこに日露戦争の英雄・東郷平八郎閣下が引き合いに出される。
 当時世界最強と言われた露西亜バルチック艦隊を、東郷閣下率いる日本海軍がどう迎え撃つか。司馬遼太郎『坂の上の雲』を読んでは、ハラハラ、ドキドキ、ワクワクさせられたものだ。
 で、吾輩はめでたくネズミを捕まえられたか。それは、『吾輩は猫である』第5章を読めば判ります。ここで結果を書くとネタバレになるのでやめときます。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いています。


【タイムラプス】1月5日(水)9:02〜11:27の伊豆長岡の空。36秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227652664644347/?d=n


【新型コロナ】1/5(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,268(前週同曜日比 +885)
重症者数→54(前日比 +2)
累計死亡者数→18,396(前日比 +1)