いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

吐き出さるストーブの煤黒く黒く(あ)

 三島・大場の病院で定期検診。
 水曜の午後診は週でいちばん混む。それは判っていたが、きのうが雨だったのできょうにせざるを得なかった。
 案の定、病院は混んでいた。午後3時に入って、診察室に呼ばれたのが午後5時過ぎ。5校時日課の孫どもにポテトフライを揚げてきておいたが正解だった。
 検診結果は、取り立てて良くもなく悪くもなく、ほぼ横ばい。体重も横ばい。正月太りを心配したが、その心配には及ばなかった。
 朝の食事を抜きにすることが多くなり、ために朝に飲む薬を昼に飲むことが多くなった。そう主治医に告げると、「では朝の薬を昼に飲んでください。代わりに昼の薬を無くしましょう」という。別に薬代を浮かすつもりは毛頭なかったが、結果として薬代を低く抑えることができた。それでなくても孫どもに食わせる食事代が馬鹿にならないので、私としてはその方が都合がいい。
 しかし、こんな生活、いつまで続くんだろう。ああ、長生きしてもいいことなんか一つもない。


【きょうの一枚】煙突の煤。

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 どうも部屋が煤臭いと思ったら、薪ストーブの煙突から煙が出ていた。
 これはきっと煙突に煤が詰まったに違いないと読んで掃除に取り掛かった。そうしたら果たして、煙突の中からものすごい量の煤が出てきた。
 浅はかなことに、煙突の中がこんな状態になっているとは思っていなかった。昨秋に煙突掃除を怠ったことと、第二弾で買った薪がまだ乾ききってなくて、水滴が煙突の壁にへばりついたことによるものだろう。
 煙突をきれいに掃除したから残りのシーズンは大丈夫だと思うが、こんなに手間暇がかかるんだったら、今後も薪ストーブを使うかどうかは考え直さないといけないな。


【書】「在昔」ざいせき(No.94 41)

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 「むかし。往昔。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「在」は、土と才(ふさぎとめる意)とで、土でふさぐ意を表す。ひいて、動かずに「ある」意に用いる。
 「昔」は、日と音を表す〓(せき=「共」の下部「ハ」を取り除いた形。つみかさねる意→籍)とで、日をつみ重ねる意。ひいて「むかし」の意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 63(No.383)

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 『吾輩は猫である』の第七章は「吾輩は近頃運動を始めた」で始まる。
 そこに苦沙弥先生の第三女のめん子が紹介される。「(3歳になっても)泣く事と、寐小便をする事と、おつぱいを飲む事より外に何にも知らない」と。猫から見た人間の成長は、よほど遅くに見えるらしい。
 そこに出てくる海水浴の効能話が面白い。ドクトル、リチャード、ラッセルが1750年に(本当は1752年)、「ブライトンの海水に飛込めば四百四病即席全快と大袈裟な広告を出した」とか。どうやら、海水浴は健康づくりにいいと当時は思われていたらしい。
 浅井忠氏の挿絵に三姉妹が楽しげに食事を摂っている場面がある。そこに描かれる表情の豊さに魅了されるが、ここは私なりに3歳女児のあどけない姿を、現代版めん子に見立てて描いてみることにした。
 今回も、字を「墨ブラシ」で書いた以外は全部「Gガッシュ」で描いている。


【タイムラプス】1月 12日(水)8:23〜9:28の伊豆長岡の空。32秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227691844583821/?d=n


【新型コロナ】1/12(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→6,380(前週同曜日比 +5,115)
重症者数→100(前日比 +5)
累計死亡者数→18,406(前日比 +2)