いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

甘夏の黄は酸つぱいやう甘いやう(あ)

【きょうの一枚】黄色くなりはじめた庭の甘夏。

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 庭の甘夏が黄色くなりはじめた。
 と、いくつか隣家との境界フェンスを超えて、向こうの庭にはみ出ているのがあった。それで、隣家の留守中に門扉を勝手に開けて、はみ出た実をちょん切ってきた。
 甘夏の旬は初夏。今はまだ酸味が強すぎて食べられない。いや、食って食えないことはないけれど、好んで食いはしない。三ヶ日みかんと甘夏を並べれば、そりゃ孫だって甘い三ヶ日みかんを取るに決まっている。
 さて、この甘夏。切り落としたはいいけれど、どうやって食べようか。困ったな。甘夏は、鯵のなめろうとマーマレードしか作ったことないぞ。


【書】「外伝」がいでん(No.885)

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 「①正史からもれた伝記や逸話。②正統的な注釈とは異なる注釈。」(『大辞林』)
 「外」は、夕と卜(ぼく)とを組み合わせた形。夕は肉の形で、卜は占い。亀のことを外骨といい、鼈(べつ=すっぽん)のことを内骨という。亀の肉を外してその腹甲(腹の甲羅)をとり、これを卜(うらな)うときに使った。外は亀の甲羅を使う占いに用いる語であったが、のち内外の「そと」の意味に用いる。そとの意味から、「そとがわ、おもて、ほか、よそ、はずす」などの意味に用いる。
 「伝」のもとの字は傳。人と專とを組み合わせた形。專は嚢(ふくろ)の中に入れた物を手(寸)で摶(う)ってまるい形にしたものをいい、これを人が背負う形が傳で、背負って運ぶ、他に運び伝えるの意味となる。それで「つたえる、のちにつたえる、おくる、ひろめる」などの意味に用いる。
 「外」で始まる二字熟語を調べるのに、いつもの『旺文社漢字典』第二版に当たったら、「そと」で索引しても「がい」「げ」で引いても「和」にしか辿り着かない。これ、明らかにバグでしょう。
 それで、『古代文字字典』に載っていそうな字で、二字熟語の組み合わせにありそうな字を探したら、「伝」に辿り着いた。『カムイ外伝』が脳裏に引っかかっていて、それでそっちへ導かれたのかもしれない。


【ディジタル画】トーマス・カーライル(No.327)

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 胃弱に悩む苦沙味先生が、カーライルの名を挙げて「あのカーライルは胃弱だったぜ」と、訪ねてきた友人の学者に言うシーン。それでトーマス・カーライルを描いてみようと思った。
 今回は描画に「墨ブラシ」を使った。迫力は、Gペンよりも墨ブラシの方が勝っている気がする。
 そういえば、漱石もこのカーライルと同じようなポーズをどこかでしていたなあ。 


【タイムラプス】11月17日(水)6:51〜9:22の伊豆長岡の空。37秒。

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【新型コロナ】11/17(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→153(前週同曜日比 −49)
重症者数→82(前日比 −3)
累計死亡者数→18,331(前日比 +4)