いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

花咲かす前の馬酔木の房揺れて(あ)

 仕事からいっさい手をひいて、悠々自適の時間が手に入るはずだったのに、実際はそうなっていない。
 夏前までは午前3時の目覚ましが鳴る前に起きられたのに、今はぐだぐだと布団から出られずにいる。そして、2時間ほど二度寝する習慣ができてしまった。
 起きようと思えば起きられる。が、起きると寒いし、寒いとストーブに薪をくべることになる。となれば薪の消費も半端ない。あんなに大量に積んであった薪が、今は心細いほどに減ってしまった。
 生命保険を解約したことで懐は一時的に潤ったが、薪はそうはいかない減る一方だ。ここへきて、追加して積み置いた薪もなんだか暖かくなるまで持たない気がしてきた。
 私一人だったら薪は燃やさない。ところが今は孫どもがいる。孫にはひもじい思いをさせたくない。だから、孫が起きてくるまでじっと布団に入って寒さをしのぐ。それが少しでも薪を燃やさないで済む当面の策。
 で、孫が起きてくる頃合いを見計らって布団を出る。そしてストーブに薪をくべる。それが大抵午前5時。というわけで、午前3時から5時までは、頭寒足寒じっと我慢の二度寝なのである。


【きょうの一枚】庭のアシビ(馬酔木)。

f:id:jijiro:20220117134426j:image
 馬酔木は、玄関先の、梅の木の下に植わってある。場所は私が決めたのではない。前のオーナーがそこと決めた。植える庭木の丈をちゃんと計算している。私とは大違いだ。馬酔木はどんなに成長しても、梅より上には枝を伸ばしませんからね。
 この馬酔木、去年の花は貧相だったけど、今年は期待できそうです。白い、壺形のかわいい花をたくさん咲かせてくれそうで、今から楽しみ。早く来い来い花馬酔木。


【書】「自省」じせい(No.945)

f:id:jijiro:20220117134402j:image
 「自分で自分を反省する。自分の行為の善悪を考える。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「自」は、もと、鼻の形にかたどる。自分の鼻を指して自分を示すところから、転じて「みずから」、自己の意、さらに「おのずから」、自然にの意に用いる。また、鼻は身体の先端にあるので、場所や時の起点を示す意に用いる。のち、「はな」を表す別の語とともに鼻の字ができた。
 「省」は、目と、音を表す生(せい・しょう=少は変化した形。あきらかの意→清)とで、明らかにみる意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 67(No.387) 

f:id:jijiro:20220117134348j:image
 吾輩の運動について述べる段。どういう運動をするかいろいろ考えた中に、先日触れた「蟷螂狩り」がある。そしてその次に登場するのが蝉捕り。蝉にもいろいろな種類があるが、「取つて面白いのはおしいつくつくである」という。油蝉はしつこくて行かん、みんみんは横風で困る、だって。ほほう。
 猫はカマキリだけでなく、セミも襲うらしい。しかも地面にお陀仏になっているやつじゃなくて、木に止まって鳴いているやつ。へええ、飛び去る前に取っ捕まえるのか。猫って、すごいな。
 今回も、字も絵も「Gガッシュ」で描いている。


【タイムラプス】1月16日(日)9:01〜10:49の伊豆長岡の空。27秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4836005049790667/?d=n


【新型コロナ】1/16(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→2,5742(前週同曜日比 +1,7269)
重症者数→233(前日比 +12)
累計死亡者数→184,32(前日比 +6)