黄昏の夏富士紅を装へり（あ）

　ようやく病院に行けた。7月の定期検診である。
　結果、前回比で、HbA1cが0.3ポイント上がり、体重が3kgも減った。
　この前、ゴミ捨てに行った帰りに、バイクをUターンさせようとして右側に転けた話をしたら、主治医に笑われた。そのあと真顔で体重が急減しているのが心配、と言われた。顔をまじまじ見られ、そういえば少しお痩せになったとも言われた。
　いきなり3kg減は私も驚いた。直接の原因は、今回の引っ越しのごたごたであろうことは容易に察しがつく。朝起きてから夜寝るまでずっと自宅改修と荷物整理だもんね。そりゃあ疲れますよ、体重も減りますよ。
　ひと段落するまではもうしばらく動き回ることになろうけれど、寝込むことのないよう、それだけは気をつけたいと思います。

【きょうの一枚】夕焼けに映える富士山のシルエット。

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　病院の帰り、狩野川に逆さ富士の映るお気に入りスポットに差し掛かったら、富士山の方向にスマホを向けている若い女性グループがいた。ちらと後ろを振り向くと、そこにはなんと、たなびく夕焼け雲を背景に、見事な夏富士のシルエットがあった。
　家路を急いでデッキに上がり撮ったのがこの写真(18:52撮影)。画像は拡大しています。

【書】「聞香」ぶんこう・こうをきく（No.786）

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　「①においをかぐ。香を聞き分ける(=かぎわける)。香合わせをする。また、その遊び。」（『旺文社漢字典』第2版）
　サイトに当たったら「もんこう」と読ませるのがほとんど。なるほど、「もんこう」という方が、独特の柔らかみが伝わりそうな気がします。
　ところで、香りはなぜ「聞く」なのでしょう。
　「香道で用いる香木の香りは、単に嗅覚だけで捉えられるものではありません。具体的にコレと言える香りではなく、決まりのない抽象的な香りです。自らの意識を集中し、どんな香りなのか脳内で答えを導き出すため“心が香りを聞き取っている”と考えます」<https://en-park.net/books/8579>だって。う〜ん、よく判らない。