いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

仙人掌の針研ぎ澄まされて愛の中(あ)

 夏休みが明けて一週間が過ぎた。

 今日は6校時までみっちりあるとばかり思っていたら、5校時で終了だった。掃除もない。これは助かった。通常より1時間早まっただけだけど、疲れた体を休められる。月曜に始業式があって、翌日からいきなりフルで授業があったから、子どもたちもそう感じているのではないだろうか。

 5校時日課になったのは、先生方の校内研修のため。子どもたちは休めるけど(私も休めるけど)、先生方は休めませんね。

 二学期は行事が目白押しだ。

 まずは合唱コンクールと体育祭。例年だと順番は体育祭が先で、その三週間ほど後に合唱コンクールが行われるのだが、今年はコロナ禍の影響で順序が逆になり、合唱コンクールの一週間後に体育祭が行われるという変則開催になった。

 コロナ禍で、なぜ順序が逆になったかというと、それは修学旅行と関連している。

 修学旅行はもともと5月実施の予定だったが、それがコロナ禍によって9月に延期になった。で、空いた行事を埋めるのに9月に予定されていた体育祭を5月に持ってきたのである。

 ところが、4月5月が臨時休校になり、体育祭ができなくなってしまった。が、是非ともやりたいという生徒の意向を尊重し、10月に強引に埋め込んだ。それで、合唱コンクールの一週間後に体育祭を行うことになったという次第。その後、修学旅行の中止が発表されたが、その他の行事は中止せず実行することにした。

 修学旅行の中止は子どもたちも薄々は感じていたみたい。その分、今年の3年生の行事にかける気合いは半端ない。修学旅行は中止になったけれど、その代わり、新しい合唱コンクール、新しい体育祭の形を自分たちで創るんだと鼻息が荒い。コロナ禍に負けてたまるかという気概が感じられて頼もしい。

 ほんと、中学生の成長は目覚ましい。毎日子どもたちと接していてそう思う。あの、がちゃがちゃしていた1年生が、揉まれ鍛えられて3年になって、立派に後輩をリードしている。そこには、当然、あの子たちの成長を陰ながら支える教師集団がある。

 さあ、来週から怒涛の朝練、昼練、放課後練と、合唱コンクールと体育祭の練習が並行して始まるぞ。どうか、先生方も体調を崩さぬよう、頑張っていきましょう。私も、微力ながら応援するつもりです。

 

【今日の一枚】多肉植物寄せ植え鉢。

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 多肉植物とは、葉、茎、根に水をためられる多肉質の植物の総称だそうだ。南アフリカや南米など、雨の少ない地帯が主な原産地で、サボテンやアロエもその仲間とか。

 こういう室内インテリアプランツはそれぞれ好みがあるから一概に言えないが、「見てほっこりしてもらいたい」という商工会女性部の皆さんの気持ちは十分に伝わってきます。こういった地域の皆さんの見守りに包まれて成長する子どもたちは本当に幸せだと思う。

 

【書】「犬馬(けんば)」(No.436)

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 「①犬と馬。②君主に対する自己の謙称。(『旺文社漢字典』第2版)

 「馬」は「牛馬」で一度書いているが、何度書いても面白いから、字の組み合わせを変えて書いてみた。うん、やはり面白い。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】8月28日(金)4:45〜7:17の韮山方面の雨空。37秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1299529397616037888?s=21