いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

春風や子らの傘干す庭の先(あ)

孫娘は、ただ今『鬼滅の刃』に凝っている。

『鬼滅の刃』は、漫画家・吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)の作品で「週刊少年ジャンプ」連載中。単行本は19巻までで累計4000万部発行というから、今や飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

その名前から私はてっきり男性だとばかり思っていたら、女性の作家だという。

孫娘は、『鬼滅の刃』に登場するキャラクターの画像を「Google先生」(今時の小中学生はそういう呼び方をするらしい)に聞いてiPadに取り出し、もっぱらそれを模写している。

で、これまでは画像を模写するにとどまっていたが、今日は、探したお気に入りのキャラクター画像を印刷できないかと言ってきた。印刷した画像をラミネートしたいと言う。

印刷? ラミネート? うちにはプランターもなければラミネーターもないよと言うと、TikTokで情報を得たらしく、そんなのなくてもできると言う。

画像はスマホに保存してコンビニへ行けば印刷できる、ラミネートは百均に専用の手貼りラミネートフィルムが売っているんだと。子どもの方がよく知っている。

私も興味があったので、まずはアプリ「かんたんnetprint」をインストールして最寄りのセブンイレブンに走った。

この「かんたんnetprint」はセブンイレブン専用のアプリで、印刷したい画像をスマホで選択すると登録番号が示され、その番号をセブンイレブンのコピー機に入力するとL判の写真が出てくる仕組み。光沢カラーで1枚30円。

光沢でなくても、普通の文書ももちろん印刷できる。こっちは白黒で10円(だったかな?)。

大量に印刷するのでなければコンビニのコピー機で十分。かくして、スマホにファイルを保存しておくだけで、全国のどこのコンビニからでも印刷ができると知る。

ラミネートも百均でラミネートフィルムが買えるんだから、ラミネーターなんて要らない。

ということで、かつて活躍したインクジェットプリンターやラミネーターは無用の長物となって、今は押入れの奥に仕舞われ、再び登場することはなくなってしまった。

 

【今日の一枚】濡れた傘を干す庭。

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昨日の雨の散歩で濡れた傘を、庭木の枝にぶら下げて干す。

私ひとりだったら、まずこういうことはしない。孫とカミさんがいるからやる。

こういう何気ない日常を、かけがえのないものと感じたりしている。コロナのせいだろうか。

 

【タイムラプス】4月14日(火)5:37〜7:32の伊豆長岡の空。28秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222590149004620/?d=n