いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

春風や颯颯嫋嫋朝の富士(あ)

今夕16:20、学校からメールが届き、臨時休校の期間が5/6(水)まで延期になったと連絡があった。うすうすそうなるとは予想していたが、これで4月分の稼ぎが吹っ飛んだ。

そこで、だ。学校の授業の遅れや行事はどうなるか、ということだが、結論は、どうにもならん、なるようにしかならん、である。

唯一の救いは、ネットワークの普及だろうか。顔を突き合わせて話せなくても、ネットワークをフル活用して、子どもたちが道を踏み外さないよう導いていきたい。

孫の様子を見る限り、臨時休校の間もネットゲームを通じて友だちと情報交換をしたり、TikTokから情報を得たりしていて、それなりに退屈しのぎはしているようだ。

ただ、それらの情報がフェイクかどうかの判断は難しい。大人でも難しい。今や情報操作は当たり前の時代で、何が正しくて何が正しくないのか判らなくなっている。

そんな中で子どもたちは何が正しいかを知りたがっている。そういう子がそばにいたら、「正義」をそっと教えよう。正義の味方の「正義」である。人としての道である。大人は、子どもたちが人の道から外れないよう、そっと見守ってやろう。

 

【今日の一枚】デッキで朝食。

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一昨日作ったタケノコカレーの残りで朝食。カレーは出番が二度あるからいい。

晴れ渡った青空に富士山が末広がりにそびえる。そんな景色を眺めながらの野外の朝食は、たとえ一昨日の残り物だって一味違って旨くなる。

そこへ薫風が八重桜の花びらを運んでくれば申し分ない。なんて贅沢な朝食だと思う。

このデッキはもともとなかった。今の家を手に入れてすぐ、修繕の手伝いに駆けつけてくれた義兄と屋根のペンキを塗っているときに、ここにデッキを作ることを構想した。

富士山は、二階の階段の窓から見えたが、ちょうど北側の家の三角屋根の横にひょこっと顔を出すような形で見えていた。

そこで、増築部分と渡り廊下の上にデッキを作り、掃き出し窓から出入りできるようにすれば、いつでも伸びやかな富士の裾野まで見ることができると思った。

そうしたら、富士山の裾野どころか、狩野川の花火大会の、花火を打ち上げる橋のたもとまで見えるようになり、嬉しい誤算となった。

デッキを作ってもらうとき、最初は眺望を重視して、デッキの幅を掃き出し窓に合わせ、一間程度あればよかろうと踏んでいた。それを工事見積もりの段階で倍の幅にしたのは、今思えば先見の明があったと言えようか。どうせなら、そこで宴会ができるように、例えば提灯を吊るしたビアガーデンのようにしたいと注文を加えたのだ。

それが、今の広さになっている。おかげで孫と一緒に富士山を眺めながら、こうして三密皆無の朝食を味わうことができている。

 

【タイムラプス】4月15日(木)4:57〜7:54の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222606170205140/?d=n