いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

反照にここぞと日向水木咲く(あ)

横須賀の家の掃除機が壊れたので、伊豆のを持っていくとカミさんが言う。持っていかれたら掃除ができないと私が言うと、そっちは買えばいいとあっさり言う。何それ。

また、下の孫娘がプラ板キーホルダー作りに凝っていて、それにはオーブントースターが必要だからと、オーブントースターも買わされるハメになった。小田原の家にだってオーブントースターくらいはあるだろうと言ったら、小田原のは孫娘が親のいないときに使って、一度火事を起こしそうになったので、もう少し性能のシンプルなのを使わせたいとカミさん。なんなんだよ、全く。

この際だからついでにコタツも買っちまうかとつい口を滑らせてしまったのは、どうした加減か。果たして、カミさんは嬉々として言ったものだ。「そうね、隙間風だらけのこの家にはコタツは必需品よ」。私はコタツを必需品と思ったことはないが、カミさんが必需品と言うならそういうことにしとけ。でも、もうコタツのシーズンじゃないよな。

というわけで、今日は雨の中を電機量販店に出かけ、掃除機、オーブントースター、コタツの三点を買って来た。

と言いたいところだが、これが三点で済まなかった。

この4月で中2になる上のお兄ちゃんが、新しいゲームコントローラーを手に持ち、買ってもいいかと私の顔を見る。それで、自分がもらったお年玉で買うからと言う。なんと、こいつ、お年玉を入れた財布を持って来てたんだ。

自分で買うからと言われて、そうしろとは言えない。そんなに欲しいんだったらじいじが買ってやると気前のいいことを言って、PayPayにチャージしておいた小遣いで支払ってやった。

その一部始終を見ていた下の孫娘が、「いいなあ」とぽそりと言う。で、買い物の帰りの車の中で、「じいじ、この辺りに本屋さん、な〜い?」「あるよ、なんで」「なんでもない、ただ欲しい本があるかなと思って」と孫娘が言うのは、本屋に寄れということだ。自分の欲しいものを買ってもらったお兄ちゃんがよほど羨ましかったのだろう。

寄った本屋には欲しい本があったみたいで、文房具コーナーで穴あけパンチを探していた私のところへ孫娘が飛んできた。欲しかった本が見つかってよかったね。じいじも嬉しいよ。

 

【今日の一枚】ヒュウガミズキ(日向水木)。

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カミさんが、横須賀の仏さんに供えるのだと言って、庭に咲く花をハサミで切り束ねた。その際、あの黄色い花の名はなんていうの? と訊くから、「トサミズキ(土佐水木)」だと、知ったふりして嘘を教えてしまった。本当は「ヒュウガミズキ(日向水木)」という。後でネットで確かめたら、そうだと判った。

どこで区別をするかというと、花の大きさで区別するらしい。ヒュウガミズキの花は3個、トサミズキの花は8個。3個と8個じゃ、かなりの差だね。間違えようがないのに、これまでこの黄色い花はトサミズキだとばかり思っていた。

 

【絵日記】ビル・ゲイツ(No.119)

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「ハード鉛筆」ツールで下描きをし、輪郭を「ダイナミックペン」ツールで描いた。ここまで約30分。その後彩色に約30分かかり、合計約1時間の仕上げ。やはり、彩色するとなると時間が倍かかる。ネクタイの柄はハーフトーンの「ドット3」で描いた。

 

【一二三荘】今日は、私、カミさん、お兄ちゃん、孫娘、の4人。

 

【タイムラプス】3月14日(土)5:50〜7:52の伊豆長岡の空。30秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222206764860256/?d=n