いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫遊ぶ菫摘む手のしなやかに(あ)

孫が金曜の夕方に来て、日曜の午後3時にカミさんの車で帰って行った。今日はそのときの様子をちょこっとだけ載せます。

▼兄妹の囲碁対決。

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私が二人にヒントを与えながら成り行きを見守る。二人とも石の模様がだいぶ様になってきた。最初はそれぞれ私と打っていたが、今日中に仕上げなければいけない仕事がある(ブログのこと)と言ったら、勝手に二人でやりだした。

下の孫娘は仲邑菫ちゃんのことを知っていた。テレビで見たという。「(孫娘と)同じ歳だね」と言ったら、「違うよ、あたしより一つ下だよ」だって。失礼しました。孫娘もママに似て負けん気が強いから、囲碁をやらせたら結構面白いかもしれない。

碁盤の脇にある白いボックスは、孫娘の手作りの筆立て。作ったはいいが、シャーペンを入れたら隠れて見えない。最初から寸法を測ってのこぎりを当てればいいのに、面倒臭がってそんなことをしないからこうなる。そういうところは私にそっくり。この後、鉛筆の頭が見えるように一面だけ短く切ってやりました。

▼日曜の朝食。

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二階デッキで。あいにく富士山はガスって見えなかったが、ウグイスの鳴き声を聞きながらの朝食は格別でした。爽やかな初夏のような陽気にも大いに食欲をそそられました。

▼日曜の午後。

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セメントをこねるつもりで買ったトロ舟に水を入れて、足湯ならぬ足水を楽しむ。それだけ暖かな陽気だった。

これまでなかなか出番のなかったトロ舟だが、こういう使い方もあるんだと孫が教えてくれた。せっかくだから、これで池を作ってメダカでも飼ってみようかな。

 

【季節の花】タチツボスミレ(立坪菫)。

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孫との散歩の途中、近所の道路脇に見つけた。スミレ類のなかで山野に最も多く見られるそうだが、私が見るのはたぶんこれが初めて。この歳になって初めて知ることが多すぎる。若い頃にもっと山野に親しむんだった。

ということで、孫に、「これはタチツボスミレと言うのだよ」と偉そうに言う。孫は大きくなってもこの花の名を覚えていてくれるだろうか。それと、じいじと散歩したことも。

名前の由来は、「開花してしばらくすると茎が立ちあがり、坪(狭い庭のこと)などに生えることから」と「花しらべ」にある。花言葉は載ってなかった。つけるとしたら何とつけよう。「乙女の恥じらい」とでもつけようか。

 

【書】「観(觀)」(No.89)

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もとの字は觀に作り、音符は雚(かん)。雚は鸛(かん=こうのとり)で神聖な鳥とされ、鳥占いなどに使われたものと思われる。雚を使って鳥占いをし、神意を察すること、「みる、みきわめる」ことを觀といったのであろう。勸は農耕儀礼に関する字であるから、觀ももと農耕について神意をみることが行われたのであろうが、のちひろく「みる、くわしくみる」の意味に使い、遠くまでみることのできる高い建物を觀という。<『常用字解』より>

なんだかやけに仰々しい字だ。まるで全身鎧をまとった戦士みたい。どうやって書くんだこの字、と思いながら何回か書いたら、おおよそ書き方の見当がついた。一見、書き方が難しそうでバラバラに見えた字も、書いてみたらそれなりにまとまった。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】4月7日(日)5:52~7:59の伊豆長岡の空。31秒。

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