いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

厳寒の駅のタクシー所在なし(あ)

ホテルの朝食はバイキング。最近のホテルの朝食はほとんどがバイキング方式になっているようだが、味噌汁がコンビニコーヒーのような様式になっていて、注ぎ口から味噌汁が出るのに初めて出くわした。

味噌汁の具は乾燥わかめと豆腐が別途用意されてあって、それをお椀に適量入れて味噌汁を注ぐ。そのうち、ご飯も下に茶碗をセットすると自動的に炊きたてご飯がポンと盛られるようになるかもしれない。そうなるともう、食事というより「えさ」を食っているような感じですね。いいのかあ、そんなんで。

それにしてもさすがに昨日は呑みすぎて、今日の午前中はやや宿酔気味でした。電車で御殿場駅から沼津駅で乗り換え、三島駅から久々に源兵衛川のせせらぎを歩こうと思ったが、体がだるく、歩くのをやめて、田京駅からも歩くのをやめてタクシーで家に戻ってきました。

たまった洗濯物を洗濯機に突っ込み、昼食をレトルトのナポリタンで済ませ、日曜囲碁トーナメント戦を見てから金曜と土曜の2日分のブログを書く。

そんなにしてまでブログを書く必要があるの? と思う反面、ここまできたら途中でやめるわけにはいかないという気持ちもあって、その両方の思いがせめぎ合いながら私の頭の中でいつもぐるぐる回っている。で、最終的には、やはりやめるわけにはいかないというところに逢着するのです。

やめたからといって誰に迷惑がかかるわけでもないのに、それでもやめないのは私のこだわりです。そういうのを世人は頑固じじいというのでしょう。いいんです、頑固じじいで。これからも頑固じじいでいきます。

 

【今日の一枚】御殿場駅箱根乙女口。

f:id:jijiro:20200113115136j:image

ホテルで朝食を摂った後、教え子たちに見送られて御殿場駅まで歩く。昨日の反省会で駅まで出た時はタクシーを使ったが、歩いてもわけない距離と判って歩くことにした。

駅に着いたら、箱根乙女口とあった。ということはホテルからは箱根を背に歩いていたんだな。Google地図を見る限りでは画面の上部に駅が表示されていたので、てっきり写真右側が沼津方面で、左側が山北方面だとばかり思っていた。

この箱根乙女口は、できてまだ一年も経っていない。デジタル版静岡新聞の2019/3/29の記事に「御殿場市が2012年度から整備を進めてきたJR御殿場駅箱根乙女口広場が完成し、28日、供用開始された」とあった。駅前なのに店はほとんどない。昔からの繁華街は駅の反対側で、昨日反省会をした焼き鳥屋もそっちにある。

 

【書】「目」モク・ボク・め・ま・みる・めくばせする(No.356)

▼甲骨文

f:id:jijiro:20200113115158j:image

▼金文

f:id:jijiro:20200113115213j:image

象形。めの形。古くは横長の形であるが、今は縦長の形である。目は外界と接する第一の器官で、字形上、目をモチーフとするものが多く、臣・望・監・相・限・見・看などの字は目を字の要素として含んでいる。見ることは相手に対する最初の行為であり、また精神的な交渉をも意味した。目の上にまゆのある形は眉(び=まゆ)、眉飾りをつけた巫女(ふじょ=神に仕える女)を媚(び=こびる)という。目と眉は顔の中で最も目立つところであるから、眉目(顔かたち。顔だち)という。<『常用字解』より>

 

【温泉】一二三荘。

湯札(回数券)を出すときに小窓カウンターに「鮎めし」が数個積んであったので、帰りに買って帰ろうと思っていたら、湯から上がったらなくなっていた。売り切れたのかなと思って廊下にいた若女将さんに尋ねたら、私の背後から一二三荘次男の鮎釣り名人が「ありますよ、いくつ?」と言って料理運び盆から「鮎めし」のパックをカウンターに積み上げた。どうやら「鮎めし」は次男宅で作っているらしく、ちょうど出来立てをご自宅から運んできたところだったみたい。

そうそう、去年まではこういうふうにしてパックで売られていたんでしたねと若女将さんに言ったら、「前のよりひとまわり小さいパックにして特別に作りました。1パック300円です。今日だけの限定販売です」とのこと。あまり食欲がなかったので1パックにとどめたが、狩野川の天然の鮎だし、どうせなら2パック買っておけばよかったな。

 

【タイムラプス】1月12日(日)14:32〜16:18の伊豆長岡の空。26秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2768793656511827/?d=n