いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

剪定の枝に嫁菜の寄り添へり(あ)

洗濯機を回しながら、去年庭に植えた芝の生え具合を見る。

前から生えていた芝と、去年植えた芝との間には約10センチ幅の土の溝があったが、今はそれがほとんどつながって一体化している。多少の凸凹はあるものの、ゴルフのパターを楽しむくらいにはなった(ゴルフはやらないけど)。

柚子が植わってあったところは平らにならし、今はマリーゴールドが咲いている。このマリーゴールド、黄色とオレンジを交互に3株ずつ植えたが、咲いているのはなぜかオレンジだけ。植えたのは5月のGWの時だったが、真夏を越してずっと咲き続けている。いつまで咲き続けるんだろう。本当に強い花だ。

強いといえば、鉢植えの苺も強い。水をほとんど与えないのに、未だに花を咲かせ実をつけている。苺はなんとなく弱々しく、手入れをしてやらないとすぐに枯れてしまうイメージだったが、どうしてどうして寒さにも強い。そういう品種なのかどうか知らないが、これもどこまで葉を青々と茂らせ花を咲かせるか見守りたい。

さて、昨日家に持ち帰った指導案だが、午後3時過ぎから続きをやり始めて、結局、昨日やった部分の文言の手直しをしただけで先へ進まなかった。

指導案は、もともとお偉いさんが来て行う研究授業のために準備するものだが、当日お偉いさんが教室を覗くのは実質数分だけで、そのことを思うと作成にどうもイマイチ気が乗らない。

と思うのは私だけで、他の皆さんは、お偉いさんが見に来ようが来まいが、指導案を作ることは教員としてのイロハのイだと心得ているふうで、誰一人として文句を言う人はいない。みんな偉いなあと感心するばかりです。

 

【今日の一枚】庭のヨメナ(嫁菜)。

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昨日のノコンギクとヨメナは同じキク目キク科で、花はほとんど同じだが、茎の高さが違う。ノコンギクは地に這うがヨメナは丈が1mくらいにもなる。

今日、庭木に絡まる蔓の類を切っていたら、柿の木の下に見つけた。先に剪定して立てかけてあった庭木の枝に絡まっていた。ヨメナはいわゆる野菊の一種。

写真の下は3mほどの高さの崖になっていて、正面に見える片流れ屋根のお宅の畑だったが、今はオヒシバなどのイネ科の雑草が生い茂り、イノシシの通り道になっている。

 

【書】「貝」バイ・かい(No.287)

▼甲骨文

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▼金文

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子安貝(こやすがい)の形。甲骨文字・金文は子安貝の形である。南方の海で産する子安貝は、内陸部で生活する殷・周王朝の領域の人々にとっては貴重品であった。古くは呪器(じゅき)とされ、また財宝として珍重(ちんちょう)された。(中略)また貝は金属製の貨幣が普及するまで、貨幣として使用されていた。それで財宝・経済関係の漢字には、貝を字の要素として含むものが多い。<『常用字解』より>

これまで、「……のように見える」とコメントを添えていたけれど、今回からそれをやめることにした。書きながら、あっ、これ何とかに似ていると思うことはよくあるが、中には無理やりなコメントもあって、自分でも心にストンと落ちなかったりする。いっそコメントのないほうがいいのかなと思うところもあるので、コメントを添えないことにした。書いて楽しければそれでいい。どう見えるかは、見てくれる方におまかせしよう。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】11月2日(土)5:51〜7:27の伊豆長岡の空。23秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2612867512104443?d=n&sfns=mo