今日は学年末テストということで、年間勤務時間数の調整で欠勤することにした。未消化の年休がまだ7日残っているのに欠勤しなければいけない勤務調整です。
明日は平塚の身近の人の遺影へ挨拶に行く日。手土産には何がよかろうかと考え、旬のフキノトウの天ぷらを揚げて持って行くことを思いついた。それで昼、サイクルスポーツセンター近くの「まごころ市場」までカブを走らせた。
「まごころ市場」の野菜は新鮮で安いと人気で、遠くからも買い物客が訪れる。土日は開店前から行列ができ、昼にはあらかた棚の野菜は売り切れになる。一度、カミさんの車で日曜の朝に出かけたが、並んだ行列を見て以来、まごころ市場の野菜が欲しい時は平日に行くことにしている。
目当てのフキノトウは棚に2パック(1パック150円)だけあった。たったこれだけを天ぷらに揚げるのもぞっとしない。で、一旦はカゴに入れたフキノトウを棚に戻した。また、そもそも天ぷらは揚げたてがいいよなとも思い直し、天ぷら以外の手土産になりそうなものを探したところ、背後の棚のたくあん漬けが目に留まった。
たくあん漬けは生産者ごとに棚に並べられ、その種類はざっと10種類以上。去年、クラスの子どもたちと麦踏みで訪れた浮橋で振る舞われたたくあん漬けがめっぽう旨くて、子どもたちもバリバリボリボリおいそんなに食って大丈夫かよ給食食えなくなるぞと心配するくらいお代わりの連続だったことを思い出す。
そうだ、たくあんにしよう。棚に並んだたくあん漬けが浮橋のか田中山(スイカの名産地で、まごころ市場の野菜はほとんどここの農家で生産される)のかは、どっちも旨いからどっちでもいい。
ということで2種類買ってきました。明日、持って行きます。
【季節の花】ネコヤナギ(猫柳)。
大仁の「まごころ市場」で、樽にささって売られていた。これもまた春を告げる花。それも「雪国の春」を告げる花といったらいいだろうか。
♬柳の下に猫がいる だからネコヤナギ~♬は「天才バカボン」の歌詞だが、私がネコヤナギで思い出す風景は、故郷を流れる雪解けの春の小川である。
陸奥湾に面した半農半漁の貧しい村に生まれ育った私は、冬の間、雪にすっぽり覆われて、どこが川だかわからない雪原を割って姿を現す清流に、ああ春が来たなと感じたものだ。その流れのほとりには決まってネコヤナギがあった。
雪解け道は歩きにくい。いつもべちょべちょ湿っている。泥んこになるからゴム長靴でなければ歩けない。そして、雪に埋もれて見えなかった雑多なゴミが雪解けとともに顔を出してくる。だから、雪国の春の道は存外きたない。それでも、水かさを増した小川だけはきれいで、そのほとりに咲くネコヤナギのふさふさした手触りに、ああようやく長い冬が終わり暖かい春がやってきたと、子供心にも思ったものである。
【書】「黨」(No.47)
「党」の旧字体。
「尚」と「黑」の組み合わせで、もと、さえぎられて明らかでない意。借りて、仲間の意に用いる<『旺文社 漢字典 第二版』>。
昨日は隷書を書いたので、今日は楷書にした。それと新字体の元になった草書体も。
【温泉】一二三荘。
【タイムラプス】2月22日(金)6::58~9:05の伊豆長岡の空。31秒。
https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2171220462935819?sfns=mo