いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

出を問へば同郷西瓜名産地(あ)

【今日の一枚】孫に食わせたくて買ったスイカ(西瓜)。

f:id:jijiro:20200812065855j:image

 今日来る孫に食わせようと西瓜を買いに「まごころ市場」に走った。例年なら、ここに名産「田中山」の西瓜がずらりと並ぶのだが、今年は一つもない。時刻は午前10時を少し回ったところ。もうこの時間で売り切れてしまったのだろうか。

 そう思ってレジの人に訊いたら、今年は梅雨が長く、日照を充分確保できなかったのでスイカは全滅だという。それはそれは農家にとっては大打撃だろう。ところが、店の雰囲気からはさほど悲壮感が伝わってこない。自然を相手にしていれば当たり外れは当たり前という達観か。

 「まごころ市場」になければ修善寺の「農の駅」はどうだろうと、そちらに回る。「農の駅」は地元産にこだわらず、全国から安くて新鮮な野菜を取り寄せているので、そこで西瓜を手に入れられる可能性はある。

 そうしたら、果たして店の外の棚に、西瓜がずらっと並んでいた。ネットに編んで売られてあるのが尾花沢産で、それはそれ1個しかなかった。残り全部は専用の輪っかに乗っかってあるだけの裸坊の西瓜で、それが青森産。

 値段は同じ。一瞬、尾花沢産にグラッときたが、青森だって「屏風山」の西瓜は名産だよとラベルを見たら「紅まくら」とある。「屏風山」ではない。でもまあ、青森県産ならハズレはなかろうと購入するところは、同郷のよしみというやつで、こればれどもなね(津軽弁で、こればかりはどうにもならないの意)。

 「農の駅」の帰りにいつもの精肉店に寄ってコロッケをゲット。夕方には完売のコロッケも昼なら手に入る。

 それにしても、整理札の番号を呼ばれるたびにコロッケが減っていくので気が気でなかった。私の番になって、ケースにはコロッケが2つしか残っていなかった。それで、ダメもとで訊いてみた。「コロッケはケースにあるだけですか?」。

 そうしたら、「いや、今、揚げてますよ。おいくつにします?」と言ったそばから、揚げたてコロッケの載ったトレーがケースに置かれた。

 そうか、コロッケってそんなふうに売れていくんだ。来店した客のほとんどがコロッケを所望する。これじゃ夕方まで残っていようはずもない。コロッケ欲しけりゃ昼に行け、だな。

 午後4時、孫の到着を待つ。来ない。午後5時、まだ来ない。一体いつ来るのさと思っていたら、午後6時近くなって、「今から向かう」とLINEが入った。そんなんだったら夕飯は食ってくるんだなと思って、こっちは冷凍枝豆で勝手に晩酌を呑りだす。

 11日に子どもたちを連れて行くからと連絡はあったが、着くのが午前なのか、昼なのか、夕方なのか、夜なのか、ちっとも判らないから、行動がまる一日制限される。何時ごろ着くからと、連絡しろっつうの。

 

【書】「牛馬」(No.423)

f:id:jijiro:20200812065706j:image

 「牛」も「馬」も象形文字。こういうのは書いて面白い。

 絵を描いたり書を書いたりしていると、自分でも絵だか書だか判らなくなってしまう。どっちでもあるような、どっちでもないような。要するに、従来にはなかった手法が、ディジタルの普及によって新しくできるようになったということ。

 

【ディジタル画】花簪の幼女(No.73)

f:id:jijiro:20200812065627j:image

 幼女のつけている簪(かんざし)は牡丹(ぼたん)だろうか芍薬(しゃくやく)だろうか。質感がイマイチで輪郭がぼやけてしまった。これからは花の描き方も勉強しなくては。

 幼女の肩のあたりのオレンジ色のもこもこは、身につけているワンピースのつもりで描いた。

 

【タイムラプス】8月11日(火)6:26〜8:54の伊豆長岡の空。37秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1293305162753355779?s=21