今日と明日は仕事が休み。
この休みを利用して引越し準備を整え、19日(日)に搬出し、20日(月)に伊豆で到着を待つ。いよいよこの日がやってきた感頻りです。
今日は朝いちばんで藤沢に戻り、カミさんからキャッシュカードと記帳のための通帳を預かって銀行へ出かける。19日に支払う引越代金を用意するためである。引越の支払いはクレジット払いができないんだと。
ところが、ATMで引き出そうとしたらエラーが出た。再度試みたが同じ。それで、窓口に回って事情を説明したら、それはカードのICチップに不具合が生じた可能性がある、携帯電話と一緒に入れておくと磁気が反応してよくそういうことが起こる、ついてはカード再発行になる、再発行には一週間ほどかかる、とのこと。
一週間とは何とも微妙なタイミング。その時はもう伊豆の住所かもしれない、今の住所に届けられても困ると考え、住所変更するまではキャッシュカードは使えないままにしておくことにした。
再発行の手続きをするにしても、どのみち印鑑が必要だというので一旦家に戻る。そして昼食後、印鑑を持ち今度は自転車で再び銀行へ。
引地川沿いの道に自転車を突っ込ませたところで、着飾った親子連れとすれ違った。今日は小学校の卒業式だったみたい。
これは後でネットを見て知ったことだが、今時の小学校では卒業式に袴で出席する子が多いんだってね。まるで小さな成人式だ。でも、肩丸出しのドレスよりはいいか。
あまりに華美に走るのはどうかなとも思うが、小さい頃から和服に馴染むのはいいことじゃないかな。(あ)
【写真】藤沢市内の六本松古戦場跡。
藤沢に住んで24年にもなるというのに、この史跡の存在を今日初めて知った。藤沢駅ビルの画材店からの帰り、湘南高校の手前の道で見つけた。
案内板には「此の所は治承四年伊豆に旗揚げした頼朝が鎌倉へ討ち入りの折大庭三郎影親の軍勢と一進一退の激戦を交え敵味方共に多数の勇士が討ち死にされました」とある。
この道は何度となく歩いたり自転車で通ったりした道だが、こんな史跡があるなんてちっとも知らなかった。藤沢市には、探せばまだまだこの手の史跡が見つかるのだろうが、残念ながら今月いっぱいで藤沢市とはおさらばとなる。代わりにこれからは伊豆の史跡を探訪することになるかな。
史跡探訪というのではないが、伊豆にもお遍路があることをついこの前、伊豆長岡駅待合室のパンフレットで知った。四国のそれと同じように、八十八ケ所の霊場を巡るという。
一番札所の嶺松院(伊豆市)から中伊豆、東伊豆、南伊豆、西伊豆を経巡って八十八番札所が修禅寺(伊豆市)と、伊豆半島をぐるり一周する444kmの遍路である。これまでに訪れたことがあるのは十二番札所の長温寺、十三番札所の北條寺、それと修禅寺の3札所だけ。別に願掛けする願があるわけではないが、無職となったお祝い(?)に伊豆お遍路もいいかもしれない。
【淡彩画】砂浜に寄せる波(No.47)
ポイントは「波の部分は紙の白さを塗り残し、逆光の様子は遠景の島の形や海岸の人の姿などをシルエットで描く」こと。
沖に江ノ島が見える片瀬東浜海岸のイメージだが、寄せる波が多すぎてかなりうるさい海になってしまった。調子こいて波を必要以上に描きすぎた。
海水の色は、単純な青でなく、やや緑がかった青系色で塗ってみた。何色をどの程度混ぜたか覚えていないので、もう一度この色を作れと言われてもたぶん作れないかもしれない。同じ色が二度と作れないというところが、淡彩画の魅力の一つなのかなとも思う。
【歩数】16,765歩。