いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫と鬼ごっこ

昼、孫が藤沢に来る。孫が来た時にいつも行く近くの小学校では、校庭の半分をフェンスで仕切って少年野球の試合をしていた。フェンスはジャングルジムと鉄棒に括り付けられ、残り半分が校庭を横切っている。フェンスを隔てた反対側では、別の少年野球チームがノックの練習をしていた。孫の大好きなブランコがいつの頃からか取り外され、今は鉄の骨組みだけが校庭の隅に取り残されている。小学校の校庭に定番遊具のブランコがないのは寂しい。そういえば、ジャングルジムに据え付けられてあった滑り台も、お尻で滑る部分だけが取り外されていた。ブランコにしろ、滑り台にしろ、どうして取り外されなければいけなかったのだろう。以前、今日のように野球の試合が行われていたときに、ジャングルジムもブランコも、荷作りテープでぐるぐる巻きにされ、「ここで遊んではいけません」という注意書きの札が掛けられていたことがあった。少年野球の試合のために、校庭の遊具がどうして犠牲にならなければいけないのか。少年野球を優遇しすぎる施設開放のあり方にムッときたことがあったが、もしかしたら、そういう場面で何かしらの事故があって、そういう措置を取ったのかもしれない。

ブランコと滑り台のない小学校の校庭でどうやって遊ぶか。それとも場所を移して引地川の鯉に餌をやりに行くか。気持ちが鯉の餌やりに傾いたところへ、上の孫がかくれんぼ、下の孫娘が鬼ごっこを持ちかけてきた。かくれんぼって、この校庭のどこに隠れる場所があるのさと言ったら、上の孫は、それもそうだなという顔つきで、すぐさま鬼ごっこに同意。ルールは孫娘が提案する。鬼になった人が色の名前を言い、その色にタッチする前に捕まったら次にその人が鬼になる、というもの。そういう鬼ごっこを、通っている幼稚園でもやっているのだろうか。
子どもって本当に退屈することを知らない。なければないで、それなりに工夫して楽しみに変えてしまう。だから、子どもには何でもかんでも与えすぎてはいけない。与えすぎると工夫する余地を狭めてしまう。このことは、子どもに限らず大人にも言えることかもしれないな。1,427歩。
写真は、伊豆の家の庭に先月植えたデラウェア。植えた時は3、4枚しかなかった葉が、今はこんなに繁っています。ブドウの成長の早さにびっくり。早く棚を作らないと。棚はまだできてないよデラウェア(あ)
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