いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

バッグのベルトが取れた

藤沢から秦野へ出勤。この4月から三島の勤務が、月曜、火曜、金曜になったため、月曜の朝に藤沢から三島に出勤し、そのまま木曜まで伊豆で過ごした後、金曜に藤沢に戻るというパターンになっていた。ゴールデンウィーク最終日の昨日は、孫が藤沢に来たので一緒に遊んだ。というわけで、今日の秦野への出勤は伊豆からではなく、久々の藤沢からとなった。

辻堂駅まではカミさんに車で送ってもらう。ロータリーの一般車用のレーンは、いつもならその時間に停車する車はせいぜい2台程度なのだが、今日はやけに多く、駅に上る階段のだいぶ前で車を降りる羽目になった。車が多いったって、送られる人が車から降りれば、用が済んだ車から順にとっとと走り去るから、別に大したことはないんですけど。
それで、私が車から降りて通勤バッグを肩にかけようとしたら、何と、バッグがショルダーベルトから外れてしまった。バッグとベルトを繋いでいる金具(あれは何て言うのだろう)がポロリと取れてしまったのだ。とっさに、カミさんに頼んで代わりのバッグを家から取って来てもらおうかと思ったが、その時カミさんの車は既にロータリー出口の信号に達していた。よしんば頼んだとしても、代わりのバッグを受け取るまでにどれくらいの時間がかかるか分からない。仕方ない、こいつは職場まで抱きかかえて行くしかないと覚悟を決め、駅に向かう階段を上っている途中で、ピッと閃いた。そうだ、筆記用具を束ねている紐を使えばいいじゃないか。
この紐は、元もと書類を束ねるために使うものだが、それを使って書類を綴じる時代はとっくに過ぎて、今は事務室の文具棚の片隅で存在感を失いつつある。その紐を、赤、青、緑の色ペンのキャップに付いている穴に通し、通勤バッグに括り付けていた。その紐を解いて、バッグとベルトを結べばいい。バッグの重みに耐えられるかどうか心配だったが、そんなことを言っている場合ではない。とにかく職場まで持ち堪えられればいい。頼む、持ち堪えてくれ。と念じた甲斐あって、何とか紐は持ち堪えてくれた。
仕事を終えて職場を出るとき、隣の席の人が私のバッグを見て、「随分と重そうなバッグですね」と声をかけてきた。何というタイミング。あたかも私のバッグの金具がちぎれ飛んだのを知っていたかのようだ。「ええ、重くて重くて、それで今朝、とうとう金具がポキンと折れて、だからほれ、こうして紐で結んであるんです」と言ったら、ほう、と驚いていた。
帰りに100円ショップで靴紐を買う。明日、これでビシッと結び直します。8,438歩。連休の明けてびっくり金具飛ぶ(あ)
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