いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ベランダの修繕終了

藤沢のマンションは築20年を経て、現在、大修繕の真っ最中。昨日、ベランダの修繕が終了したというので工事の人に確認を求められた。確認をと言われても、どこをどう直したのだかよく分からない。分かるのは、床が新たに防水加工されたくらいなもの。外壁のタイルをコンコン叩く音はしていたが、修繕せずに済んだのか張り直したのかは、ぱっと見ただけでは分からない。とりあえず、傷とか汚れとかなかったので良しとした。

実は、アルミ手摺りの強化ガラスに長さ40cmほどのヒビが1本走っている。これは今回の工事とは全く関係なく数年前からあったものだが、工事に先立って配付された不具合箇所のアンケート用紙に、このヒビのことを書いて提出しておいた。そうしたら、足場を組む時に生じた破損かどうか分からないけれど、と前置きしながら、今回の修繕で直すことになったという。ダメ元でお願いした補修で、引き受けてくれるとは思っていなかった。なんて親切な業者なんだ。17日には足場を解体するので、その日までに補修作業が終わるかどうか何とも言えないところではあるが、もし17日までに間に合わなかったら室内から出入りさせていただきますとのこと。どうぞ、どうぞ、喜んで。
宮部みゆきが『平成お徒歩日記』(新潮文庫)で箱根旧街道に触れている。そういえば、旧街道を通して歩いたことないなあ。走るのは大嫌いだが、歩くのはさほど苦にならない。ポカポカ暖かくなったら、ひとつ、苔滑らかな羊腸の小径を歩いてみますか。「箱根の旧東海道を歩いてみようと思われましたなら、ぜひ、足ごしらえはしっかりとしてお出かけください。若い人なら気合でなんとかなりますが、石畳は革靴で楽に歩けるところではありません」という先達のアドバイスを受けて、ならば、地下足袋で歩いてみることにいたしまする。どなたかお供をしてくださらぬか。
写真は、一昨日、デッキから見た、朝日に輝く久々の富士。7,517歩。草餅を旅の友とし箱根越え(あ)
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