いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

みしまのコロッケ

孫に見送られ、三島に出勤。朝から天使の笑顔を見せられると、よおし、もうひと踏ん張りするかと意気軒昂になる。辻堂から三島へ向かう時も、伊豆から秦野へ向かう時も、どちらもちょうど根府川で真っ赤な日の出を拝むわけだが、こんな景色から一日が始まるなんて、なんて贅沢なことだろうとつくづく思う。

残務整理に時間を取られ、職場を出たのが正午過ぎになった。そこで、先週果たせなかった三島二日町までの最短ルート探索は来週への持ち越しとし、今日は三島市役所の地下にある食堂で「みしまコロッケ」を食してみることにした。三島の路を歩いていると、至るところに「みしまコロッケ」の幟がはためいていて、前々から気にはなっていた。別に「みしまコロッケ」を食うのにわざわざ市役所の食堂でなくてもよかったが、他に知っている店があるわけでもなし、市役所の食堂は大抵安いし、お手軽だし、味は箸をつけてからのお楽しみということで市役所に入ってみた。

市役所に入ったが、館内案内図に食堂は見つけられなかった。きょろきょろしていると、案内係らしい女性職員が近寄ってきて「本日は、どのようなご用件でしょうか」と声をかける。何となく、食堂に飯を食いに来たとストレートに答えるのも憚られるような雰囲気で、口ごもってしまった。そこへ作業姿の男性が二人通りすがる。すると、二人が向かう奥に階段があって、その階段のところに地下食堂の看板が見えた。二人は階段を降りていく。私もその後を追って食堂に入った。

食券販売機で「みしまコロッケ定食」の食券を買う。600円。食前の薬を冷水で胃に流して待つこと5分。揚げたてのコロッケが5つ並んで出てきた。そもそも「みしまコロッケ」の定義だが、食堂に置いてあったパンフレットには「みしまコロッケは箱根西麓でとれた三島馬鈴薯(メークイン)でつくったコロッケです。三島馬鈴薯は、標高50m以上の斜面地に広がる畑で作られるもので、みしまコロッケには、三島馬鈴薯だけを使用することが条件となります」とある。なるほど、味はメークインだ。食感はクリームコロッケに似ているかな。しっとり感があって甘味が口に広がる感じだ。熱々で結構旨かった。4,706歩。コロッケでどんぶり二杯はちと辛い(あ)

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