いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

壁を貫く

先日、押入れの解体に取りかかった。今日はその作業の続き。廊下のベニヤ板を剥がして露わになった柱を取り除くかどうか、そのことを思案しながら、もう一本、こっちは屋根を支える柱だが、こいつがどういう具合になっているかを確かめてみた。柱の腹をバールでコンコン叩いてみた。ん?  コンコンじゃない。音がくぐもっている。もしかして、…やられてる?  指で押してみた。ヘチョっと凹んだ。この後に及んで躊躇うことは何もない。バリバリバリバリ、廊下のベニヤを剥がしにかかった。案の定、雨漏りの被害はこちらにまで及んでいた。恐るべし雨漏り。舐めるな雨漏り。こんな状態でよくぞ耐えてきたものだ。朽ち果てた横木を剥がそうと、バールを横木とモルタル壁との間に抉じ入れたら、それだけで横木は敢え無くなりにけり。次にモルタルを小突いたら、呆気なく貫通。30分ほどで春の陽射しを屋内に取り入れることと相成った。雨漏りの壁を春陽貫けり(あ)

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