賑やかにポテト揚がるや今朝の春（あ）

【きょうの一枚】ポテトフライ。　

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　孫どもは、学校から帰ってくると口癖のように「腹減った。ポテトフライが食べたい」と言う。だから、冷凍庫にポテトフライを切らしたことがない。
　冷凍ポテトフライは「カメさんデー」 (酒類以外の商品が10％offの日)にまとめ買いして冷凍庫に保存しておく。ポテトフライを揚げた油は、その都度冷まして別の油容器に入れておく。入れる専用のアルミのロートもある。そして、それを使い回す。
　油は使い回すと徐々に傷んでくるが、何気にするものか、たかが冷凍ポテトフライだろ？　そいつを揚げてやると、好みで勝手に塩を振って旨い旨いと食うから別に問題ない。市販されている袋菓子よりよほどいい。
　塩にはこだわりがあって、西伊豆の塩しか使わない。ママがこの前の沖縄研修旅行土産に「雪塩」を買ってきたが、孫どもは雪塩を使わない。決まって西伊豆の塩を振りかける。適当にジャリジャリした舌触りがいいらしい。
　揚げたポテトはキッチンタオルを敷いた大皿に盛る。皿を一つにまとめるとお兄ちゃんが妹の分量域に侵食してくるので、必ず皿は別々にする。手間は倍かかるけど、仕方がない。
　これでひとまず空腹を満たすから、すぐあとの晩御飯は食べない。と思いきや、これが食べるんですね。しかも、寝る前に袋菓子もぺろりと平らげるから恐れ入る。まさに欠食児の面目躍如といったところです。うちにはいつでも腹を空かしている大きなネズミが二匹もいるんです。

【書】「耳順」じじゅん（No.946）

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　「①人の言うことが、なんでもすぐ理解でき、また、すなおに受け入れられること。②転じて、六十歳をいう。」（『旺文社漢字典』第2版）
　「耳」は、外から見えるみみ(耳殻)の形にかたどる。借りて、助字に用いる。
　「順」は、頁(顔)と、音を表す川(せん＝「しゅん」は変化した音。したがう意→循)とで、顔つきが穏やかですなおな意、ひいて「したがう」意を表す。

【ディジタル画】水島新司（No.388）

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　野球漫画の第一人者である水島新司さんが亡くなった。享年82。
　水島さんは「ドカベン」とか「野球狂の詩」とかの野球漫画を数多く手がけたけど、その中でも私にとってのいちばんは、やはり酒豪の強打者「あぶさん」ですかね。
　水島さんの描く漫画は、こと野球に関して熱の入れようが半端なかった。野球が好きで好きでしょうがなかったんでしょうね。
　字も絵も「Gガッシュ」で描いてます。