いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏の川藪よりぬつとカヌーかな(あ)

 北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録されることが決まった。
 青森県出身の私としても、遥かの昔からの郷土文化がようやく認められたようで喜ばしい限りである。
 縄文遺跡群のうち、三内丸山遺跡には数回足を運んだことがあるが、その近くの小牧野遺跡にはまだ行ったことがない。いつか青森に戻る機会があったら、ぜひ立ち寄ってみたいと思うが、生きているうちにその望みが叶うかどうかは判らない。
 縄文と呼ばれる時代に、人々はどんな暮らしをしていたのだろう。生まれてから死ぬまでの人の一生は、一体どんなものだったろう。泥をこねて焼いて土器を作り、鹿肉を頬張って旨し酒を煽る。稲作が伝播される前は、どんなふうに醸造していたのだろう。興味は尽きない。
 そんな縄文時代に思いを馳せていると、文明の洪水に足掻く現代人よりも、自然と一体となって暮らしていただろう縄文人のほうが、むしろ幸せだったのではないかと思えてくる。


【きょうの一枚】カヌーで川遊び。

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 きのう、バイク屋へ向かう途中、狩野川の土手を歩いていたら、中洲でカヌー遊びをしているグループを見かけた。集まっているのは夏休みに入ったばかりの少年グループだろうか。それともカヌー講座主宰のスタッフだろうか。遠目からだとよく判らない。どっちにしろ、夏は水の事故が多いから気をつけてくださいね。


【書】「農圃」のうほ(No.772)

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 「農園。農場。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「農」の金文が面白い。
 金文の字形は田と辰(しん)とを組み合わせた形。辰ははまぐりなどの貝が足を出して動かしている形。その貝の貝殻をうち欠いて木の先につけた農具(辰器=しんき)で田を耕すことを農という。
 「圃」は、草の芽の象形と、それをぐるっと囲む線との組み合わせで、苗を植えてある耕地を意味する。


【ディジタル画】カヌー(No.213)

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 Unsplashから画像をダウンロードして、それを下敷きにして描いた。これで約1時間。
 「水滴が描けるブラシ」を使って描いた。手前の水面と、その先に控える激流と、さらに向こう岸のゴツゴツした岩肌を描き分けたつもりだが、どうもいまいちの出来ですね。


【タイムラプス】7月27日(火)6:46〜9:28の韮山方面の雨空。20秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4269317373126107/?d=n


【新型コロナ】7/27(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→4,690(前週同曜日比 +2,361)
重症者数→466(前日比 +18)
累計死亡者数→15,140(前日比 +12)