いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

濡れまなこあの世見えるか雨蛙(あ)

 このところぐずついた天気が続く。
 天気予報には「Yahoo!天気」の雨雲レーダーをよく利用する。特に湯屋へ行く前は必ずこれで雨雲の動きをチェックする。が、これが思いのほか当てにならない。
 よし、画面の雨雲が切れた。今のうちに湯屋へ行こう。そう思って湯屋グッズを持って外へ出ると雨がパラパラ降ってくる。
 かと思えば、1時間後には雨が降ると言ってるから、きょうは内風呂で我慢すべえと思っていると、いつまでも雨が降って来ず、なんだ、これなら湯屋へ行けたなと思う時もある。
 改めてアプリの画面を見ると、さっきまでかかっていた雨雲が消えて無くなっていたりする。最新機器を駆使しても、雨雲の動きは予測が難しいということか。
 熱海・伊豆山で7/3(土)に起きた土石流のときはどうだったのだろう。あのときは、県と気象庁が土石流が起きる前日(7/2)に、避難指示と同じ警戒レベルとされる「土砂災害警戒情報」を出していた。しかし、熱海市は避難指示を見送った。
 なぜか。
 実は、市でも7/2夕と7/3朝に避難指示に切り替えるかを話し合っていた。が、気象庁の雨量予想をもとに見送った。その時の気象庁の予報は「一時的に雨が強まることはあっても、雨量のピークは越えた」だった。それが熱海市が避難指示を見送った理由である。
 しかし、実際は土石流が起きてしまい、逃げ遅れた住民はそれに巻き込まれた。気象庁の予報を信じたばかりに起きた悲劇と言えなくもない。県は避難指示を出していたのだから、市としても「空振り」を恐れず、避難指示に踏み切るべきだったとは思う。しかし同時に、私がその場の責任者だったら、果たして冷静な判断を下せたかどうかは甚だ心許ないところがある。


【きょうの一枚】デッキの溝に身を潜める雨蛙。

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 私がタイムラプスを撮ろうとデッキへ出たら、こいつがいた。アケビの蔓を伝って下から上って来たのだろう。近づくと、デッキの溝に潜って、このポーズ。その濡れた瞳には一体何が映っているんだろう。


【書】「義烈」ぎれつ(No.759)

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 「忠義の心にあついこと。また、その人。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「義」は、羊と我とを組み合わせた形。我は鋸(のこぎり)の形。羊を鋸できり、犠牲とすることをいう。
 「烈」の「列」は、頭髪の残っている頭骨に刀を加えた形。その下に「灬」(れっか=燃える炎)を足して、はげしいの意味になる。そりゃ、シャレコウベを焼くんだから、激し過ぎます。


【ディジタル画】シルエットのマウンテンバイク(No.203)

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 Unsplashからダウンロードした画像を下敷きにして描いた。
 アプリProcreateには、線を描いた後に終点を長押しすると、フリーハンドで描いた線がピッと真っ直ぐな線になるという機能がある。円や弧を描くときも同じようにすればきれいに描ける。そういう機能があることは知っていたが、これまで使ったことがなかった。
 で、今回は、その機能を使うべきおあつらえの画像を見つけたので描いてみた。圧迫感を与えないように、上部を広く残した。これで約2時間。 


【タイムラプス】7月14日(水)5:32〜7:36の伊豆長岡の空。30秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4231333896924455/?d=n


【新型コロナ】7/14(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→2,386(前週同曜日比 +718)
重症者数→424(前日比 −8)
累計死亡者数→14,977(前日比 +18)