いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

初霜やデツキの節も六年目(あ)

「30日の土曜にそっちに行くから」とカミさんから連絡があった。それで、到着前に少し家の前を掃き清めようと思った。枝垂れ紅葉が散って、車庫の中に吹き溜まっていたのがずっと気になっていた。気にはなっていたが、時間が作れず、そのままにしてあった。ようやく今日、一袋(45L)にまとめることができた。

落ち葉掃きをしたついでに、郵便受けの屋根の釘打ちしたところが緩んでいたので、釘を打ち直して補強した。この郵便受けは2代目で、作ったのは3年前。薪の杉の皮を屋根に葺いただけの粗末なものだが、A4版の配達便がすっぽり入って濡れないのが自慢。

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郵便受けを補強したついでに、アプローチの石段脇にソーラーライトを設置した。湯屋から帰って暗がりの石段を上がるのに足元を照らすライトが欲しいと前から思っていた。それでホームセンターにバイクを走らせて買ってきたはいいが、ドウダンツツジの下だとソーラーパネルに十分な日光が当たるかどうか心配。そんな基本的なことも考えずに衝動買いするもので、安物買いの銭失いとカミさんに言われるのも無理はない。明日試してみてダメだったら、もっと日当たりのいい場所に移そう。

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ソーラーライトを設置したついでに、庭の飛び石を5つほど剥がし、できた穴を土で埋めて固めた。こうしておけば、数年後に芝が土に覆いかぶさるだろう。そうしたら、孫とパターゴルフをやるんだ。

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てな按配で、今日は今までやろうと思ってやれなかったことをやった。少し体を動かして、少し腰を休めて、少し本を読みながらコーヒーを飲む。これが本来の休日の過ごし方だよなあ。これまでは忙しすぎた。

で、カミさんは今日は来なかった。夜の箱根越えは怖いので、今日は小田原の孫のところに泊まって、明日、明るくなってからこっちへ向かうと言ってきた。

孫どもはバスケが忙しいらしく、今回は伊豆へは来ないとのこと。下の孫娘が中学に入れば、もっと忙しくなって、伊豆への足もどんどん遠のくんだろうな。まあ、しょうがないけど、ちょっぴり寂しい。

【今日の一枚】霜が降りたデッキ。

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タイムラプスを撮影しようと2階デッキに上がったら、霜が降りていた。

今朝はたっぷり寝坊して撮影開始が2時間ほど遅れ、これを撮ったのは午前7時48分。霜は朝日に溶け始めていた。

このデッキは、できて6年になる。業者に屋根のペンキ塗りを依頼したついでに屋根に被せてもらった。業者に、「どのようなデッキにしたいか」と問われ、富士山を見ながら宴会ができればいいと答えた。それだけ言ってあとはすべて大工さんに任せたら、6畳ほどもの立派なデッキを作ってくれた。

ベンチは私がホームセンターからホワイトウッドを買ってきて作った。だから、ちゃち。

 

【書】「奮」フン・ふるう・はげむ(No.315)

▼甲骨文はない

▼金文

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会意。金文の字形は、衣と隹(すい)と田とを組み合わせた形。衣の中に隹(とり=鳥)を入れ、鳥の脚に田形の器(鳥の脚を止(とど)めておく道具)をはめ、鳥を衣の中に捕らえておく形が奮で、鳥が逃げ出そうとして「はばたく、ふるう、はげむ」の意味となる。奮と似た字が奪で、衣の中の隹(とり)が逃げ出そうとするのを手で捕らえようとしている形である。衣はおそらく死者の衣。隹は死者の霊を象徴する鳥形霊で、その鳥を衣の中に留めることによって、死者の霊はそこに留まるものと考えられたのであろう。(後略)<『常用字解』より>

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】11月30日(土)7:48〜8:46の伊豆長岡の空。28秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2674647969259730?d=n&sfns=mo