いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

遠雷を聞き店仕舞店仕舞(あ)

 南隣家からビスをねじ込む電動ドライバーの音がしきりに聞こえる。どうやら、お隣では一人の大工さんを雇ってベランダを修繕している模様。
 その大工さんは、空がゴロゴロ鳴り出しても作業を中断しなかった。私は、出ている洗濯物を家の中に取り込んで、作業中だった棚づくりを即刻中断した。
 が、雨はなかなか落ちてこない。なんだ、雨が降らないじゃないかと、片付けた大工道具をもう一度出して続きを、なんてやるわけがない。これが日当で雇われている大工さんと、所詮は素人でしかない日曜大工の私との違いか。
 私が家に引っ込んでも雨は降ってこなかった。そのうち大工さんの電動ドライバーが止んだと思ったら軽トラで引き上げる音が聞こえた。それを合図に、途端に雨が降り出した。そのあまりの手際の良さにびっくり。プロはやっぱり違うなあ。


【きょうの一枚】棚づくり始動。

f:id:jijiro:20210731103427j:image
 市役所近くの木材店の人が運んでくれた2×4材を、まずは寸法を測って電鋸で切るところから作業を開始する。
 久々の電鋸操作です。
 実は、私は電鋸で木材を切るときのキーンという音が嫌い。その音を聞くと、田舎の小学校の校庭で丸太を切っていた作業員が、誤って電鋸に巻き込まれ事件を思い出すからです。
 私が生まれ育った雪国では、冬支度の恒例として大人の人が薪割りをし、その薪を児童が人海戦術で教室まで運ぶということを行なっていた。教室の黒板の裏側が薪置き場になっていて、そこへ薪を運んで積み上げておくのである。
 薪作りは、巨大な電鋸で丸太を切り、それを斧で割って、野ざらしでしばらく乾燥させておく。
 で、巨大な電鋸で丸太を切るときに二人がかりで台に乗せるのだが、事故はそのとき起こった。二人ペアのうちの一人のパート主婦の軍手が電鋸の歯に持っていかれ、そのまま肩を切断してしまったのである。
 それは私の通っていた小学校とは違う、別の小学校での出来事だったが、電鋸の回る音を聞くと決まってそのことが思い起こされて心が痛い。


【書】「維斗」いと(No.775)

f:id:jijiro:20210731103408j:image
 「北斗七星の別名。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「維」は、糸と音を表す隹(すい=イは変化した音。さげる意)とで、物をさげるつな、ひいて「つな」「つなぐ」意を表す。一見複雑そうだけど、バランスがうまく取れている。まあ、そういうふうに書いたんですけど。
 「斗」は、ひしゃく。酒・水などをくむ、柄(え)のついた器。 


【ディジタル画】庭で棚を作る男(No.217)

f:id:jijiro:20210731103327j:image
 少々夏バテ気味の表情ですね。やりたくないけど、やらなきゃしゃ〜ねえもんな、といった顔をしている。
 この手の画を3日連続で描いているけど、顔の表情が定まらない。着ている赤いTシャツは同じなんだけどな。うんざりするくらい同じような顔を描かないとだめなのかなあ。

 
【タイムラプス】7月30日(金)9:30〜10:57の伊豆長岡の空。21秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4278121745579003/?d=n


【新型コロナ】7/30(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→10,692(前週同曜日比 +5,295)
重症者数→539(前日比 +17)
累計死亡者数→15,175(前日比 +14)