いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

紫陽花の色褪せてなほ雨の中(あ)

 大場の病院で定期検診。午後3時に地区公民館に用事があり、その用事を済ませてから病院に向かう。
 水曜の午後診は混むが火曜の午後診は混まない。そう聞いてから火曜の午後診に定期検診を当てているが、前月の火曜は水曜の混雑と大差なく、これじゃ混雑を避けて火曜に回った意味がないと思っていた。そうしたら、きょうは前回の混雑が嘘のようにスムーズで、30分もかからずに薬屋に回れた。おかげで5時閉店の「村の駅」に間に合い、地産の魚野菜を手に入れることができた。
 定期検診の結果は、体重が若干減りHbA1cが0.1%上がった。このところのHbA1c値は上がったり下がったりを繰り返しているが、上下動の幅は小さく、気にするほどでもない。
 主治医はカルテに貼った昨年度の職場検診のコピーを見ながら、内臓機能に関するデータがなかったものでと言って私を診察台に寝かせ、腹部にゼリーを塗ってエコー検査を始めた。バーコード読み取り機みたいな器具を操作しながら、「肝臓に脂肪が溜まってますね。ついでに膵臓も診てみましょう」と言う。私はその「膵臓」という言葉にビビビと反応した。
 「膵臓癌で知り合いを二人亡くしました」と言ったら、「そうでしょう、膵臓癌はなかなか見つかりにくいのよね。見つかった時はもう手遅れということが多い。次回はその検査もやりましょうね」と主治医。言い方は優しいが、絶対受けろよという無言の圧力がずしりと重い。
 というわけで、次回は膵臓癌と前立腺癌の検査もすることになりました。


【今日の一枚】きょうの晩酌のつまみ。

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 冷蔵庫にがんもどきがあって、こいつとこんにゃくでおでん風に仕上げようと思ったが、丸美屋から出ている「おうち食堂」シリーズがあったことを思い出した。カメさんデーの日にまとめ買いしておいたやつだ。
 「おうち食堂」とは麻婆豆腐の豆腐を、豆腐以外の別の具材に変えたものと言えばいいか。「麻婆豆腐の素」を世に出した丸美屋も今は、こんにゃくとフライパンで手軽に調理できるレトルト食品を出すようになった。さすがの丸美屋も麻婆豆腐の素だけでは食っていけなくなったか。
 レトルトと言ったって侮れない。本格的な味が自宅で楽しめます。しかも、用意するのは、豆腐だけとかこんにゃくだけとかの一品で済む。これで1パック130円は安いでしょう。純粋な年金頼みの一人暮らしには大助かりだ。


【書】「森閑」[国]しんかん(No.744)

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 「ひっそりと静まりかえっているさま。=深閑」(『旺文社漢字典』第2版)
 「森」は、木を三本組み合わせた形。林は人の生活する場に近い木立であるが、森は木々が深く茂った所、人の入らぬような樹海、原始林であった。森は神の住むところとされ、社も古くは「もり」と呼ばれた。
 「閑」は、門と木とを組み合わせた形。門のしきりの意味とし、それで閑には「ふせぐ」という意味がある。間と通用して「ひま、しずか」の意味に用いる。


【ディジタル画】蔦温泉旅館・湯守(No.188)

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 小笠原正明さんという。湯守とは、温泉(源泉)の管理人のこと。小笠原さんは曽祖父の代から4代続いた湯守だそうです。
 ここの温泉は浴槽の下から湧き出るので、源泉掛け流しではなく「源泉湧き流し」と呼んでいる。時折、足の下からボコっと湧き出る湯玉がなんともいい。ここでしか味わえない。
 今回は「Gガッシュ(荒め)」で彩色した。そうしたら、猫が爪で引っ掻いたような線が残った。それも一つの模様。荒めのGガッシュはこういう描画に向いているのかもしれない。
 襟文字は、新規にレイヤーを立てて字を白で書き、別のレイヤーを下に敷いて色を塗ってある。これがディジタル画ならではの技法。レイヤーが別だから、重ね塗りの影響を受けなくてすむ。これによる時間短縮の効果は絶大である。
 これで約1時間半。 


【タイムラプス】6月29日(火)7:27〜8:30の伊豆長岡の空。30秒。

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【新型コロナ】6/29(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,003(前週同曜日比 +135)
重症者数→564(前日比 −3)
累計死亡者数→14,712(前日比 +38)