いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

いたづらに余命ごろりと昼寝覚(あ)

 午前、教頭先生から電話をいただいた。「6月1日から学校が再開されることになりましたので、よろしくお願いします」とのこと。「いえ、こちらこそお願いします」と返した。

 実は昨日、今日の電話に先立ってメールを2通いただいていた。6/1から学校が再開される通知と、それに伴って5/25から体を慣らす授業をすることになったという通知である。

 慣らし授業期間は支援員は出勤しない。そういう措置を取るのは、この臨時休校期間中に学童へ手伝いに出ている支援員の勤務を考慮してのことだとは、前回の学校への問い合わせで聞いている。

 学童のお手伝いの話があったとき、私は体力的に自信がなかったのでお断りした。学童は数年前に一年間経験したことがあるけれど、同じことをもう一度やれる自信がなかった。学童は体力勝負のところがあるから、年々、体力の衰えを感じるようになった私にはとても務まらないと思った。

 さて、学校がいよいよ再開することになった。が、私の関心事は依然としてオンライン学習にある。コロナ禍が収束を見ない以上、第二波はいつか必ず来る。

そのとき、どうするか。これまでと同じならば進歩がない。このコロナ禍で学習したことを生かさなければいけない。

 そこで、オンライン学習なのである。危機管理の意味からも、学校におけるオンライン学習の構築は喫緊の課題のはずだ。

 前にも書いたが、今年度は前教室に電子黒板が導入されることになっている。電子黒板はそれなりに学習効果は得られるかもしれないが、基本的には従来の黒板機能を電子化したに過ぎない。ボタンを押すだけで原文を朗読してくれる機能は、そこに先生がいればそんなことは余計なお世話になるわけで、そんなことよりも、家にいながらにして先生のアドバイスを受けることができる機能の方が遥かに学習効果があると思うがいかが。

 臨時休校になってから学校に行っていないので、話がどこまで進んでいるか判らないけれど、私としては電子黒板よりも、生徒一人ひとりが十分に家庭学習できるようなシステムを構築する方が先決だと思うな。

 

【今日の一枚】恒例の石焼肉。

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 孫に馳走を振る舞おうと、肉屋、野菜市場、魚屋を回る。スーパーに行けば一発で用が足りるが、そうしない。肉屋では伊豆牛を買いたかったし、野菜市場では原木椎茸を買いたかったし、魚屋では脂の乗ったホッケを買いたかった。

 私一人の時はスーパーで用を済ますが、孫が来るとなれば、それにかこつけて奮発する。なに、実は私が食いたいだけのことなのだが。

 石焼のために1時間前から炭を熾(おこ)して準備する。孫たちが風呂から上がって、そろそろ夕食にすべえかというタイミングで、まずはヤリイカのゲソを焼き始め、ゲソがはけたところで肉をのっける。イカくさい肉が焼き上がるが、これが石焼の醍醐味だ。その野趣あふれる味がたまらないのよ。

 石焼のいいところは焼くのに鉄板ほど忙しくないこと。じわじわっと焼き上がるのがいい。石が熱するまで手間がかかるけれど、それも含めて味だと思えばさほど苦にならない。

 ともかく、孫が旨い旨いと食ってくれるのが、じぃじとしては何より嬉しいんです。

 

【ディジタル俳画】No.7

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 描いたのは日曜の午後。NHK杯日曜以後トーナメント戦をテレビ観戦した後にちょっとうとうとした。その時の気分を句につくり、その句に見合う俳画を描いた。

 とろんとした気だるさが出ているだろうか。こんなふうに余命を過ごすことができたらどんなにいいだろうという気分で描いた。この雰囲気は、やはり水墨(ディジタルだけど)による画でないと出せませんね。

 

【タイムラプス】5月19日(火)5:14〜7:32の韮山方面の雨空。34秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10223007246871806/?d=n