いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

啓蟄の墓に日差しのゆるゆると(あ)

昼食後、4時間年休をとって確定申告をしに行った。

混んでいると嫌だなと思って、昼食を摂った後に確定申告の会場のなっている大仁庁舎に電話を入れてみた。そうしたら、電話は市民課につながり、対応に出た人が、「ここは市民課ですので、確定申告会場の様子は判りません」と言ってきた。そりゃそうだ、電話で混み具合を訊いた私がバカだった。

混んでるか混んでないか判らない。でも3月に入ったし、混んでいたとしてもそれほどでもなかろうと読んで、急遽、年休をとって出かけることにした。

会場の2階に上がると、廊下に並べられた椅子に3名ほど座っていた。これならそんなに待たなくて済みそうだと、空いた椅子に腰掛ける。程なくして名前を呼ばれ、会場内に入る。会場内は会議机を二脚並べたブースが8箇所に設けられ、それぞれテーブルにノートパソコンと一台のモニターが置かれてあった。ブースは8箇所あったがその全てが埋まっていたわけではない。空いているブースは税務署のスタッフが休憩をとっているところだったろうか。

私の担当になった人に今日の混み具合を訊いてみた。そうしたら、午前中は混んでいたが今は混んでいないと言う。なるほど、それで午後から休憩の人を少し増やしたのかもしれない。時計は午後1時半を過ぎたあたり。ラッキー、いい時間帯に当たったようだ。

結局、確定申告は待ち時間も含めて約1時間で済んだ。もともとの予定では確定申告に行く時間が取れないだろうから、家のパソコンで済ませるつもりでいた。が、私の場合、途中で勤務形態が変わった関係で源泉徴収票が複数あり、それをうまくパソコンで処理できるか自信がなかった。やったらたぶん1時間では済まなかったと思う。必要書類をごそっと持って会場に出向いた方が、結果として余計な手間隙がかからなくてよかった。

これで今年の確定申告はめでたく終了。医療費控除も適用されて税金が「いいちこ」4本分還付されることになった。

 

【今日の一枚】カンヒザクラ(寒緋桜)。

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通勤路の坂の途中に墓地があり、そこの北斜面に数本の寒緋桜が植わってある。真紅の花はほぼ満開で、強風にゆさゆさ揺れていた。

沖縄で桜といえば寒緋桜のことをいうらしい。「沖縄本島北部の八重岳が有名」と「花調べ」にある。見てみたいな。山全体が真っ赤に染まるんだろうか。

 

【書】「労(勞)」ロウ・つとめる・つかれる・ねぎらう・いたわる(No.408)

▼甲骨文は無し。

▼金文

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会意。もとの字は勞に作り、〓1(えい=もとの字は〓2)と力(りょく)とを組み合わせた形。〓2は庭燎(ていりょう=にわび)、篝火(かがりび)の形。力は耒(すき)の形。〓2は聖火であり、その神聖な火で耒を祓(はら)い清める儀礼を勞という。農耕の初めと終わりに農具を祓い清める儀礼があり、その儀礼を行うことによって穀物への虫の害を防ぎ、穀物の豊作をえることができると考えられていたのである。(中略)労は神が「ねぎらう、たすける、いたわる」というのがもとの意味であり、のち転じて勤労(仕事につとめること)のように「つとめる、はたらく」の意味となり、つとめることから、「つかれる、くるしむ」の意味となる。<『常用字解』より>

〓1(『超漢字』の画像)↓

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〓2(手書きの画像)↓

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【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】3月5日(木)5:52〜7:30の伊豆長岡の空。24秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222113483448279/?d=n