いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

豆の花軟式テニス女子部員(あ)

授業はディベートに入った。肯定側、否定側の立論に必要な資料をタブレット端末で集めさせているが、3校時の教室ではネットにつながったのに、5校時の授業ではつながらなかった。各教室ともWi-Fiでつながるようになっているが、どうにも接続が不安定でストレスが溜まる。

来年度から電子黒板が全教室に導入されることになっている。電子黒板になれば授業内容も全く新しいものになるだろう。それで、来週月曜は3校時で授業を切り上げ、すでに電子黒板を導入している中学校へ全教員が研修に出かける。電子黒板でどういう授業を展開しているのか非常に興味深いし、今日のようなネットにつながらない場合の対処の仕方をどうしているのかも知りたい。

ネットにつながらないことはあり得ないとして授業が組まれるのだろうが、万が一ということもなくはない。例えば停電。そうなったときはどう対処するのだろうか。

と考えると、電子黒板の導入も良し悪しのような気がする。黒板は現状維持の状態にしておいて、いざというときにすぐに従来のチョークを使った黒板に切り替えられるようにしたほうが現実的なように思うがどうか。

例えば、従来の黒板をそのままにしておいて、移動黒板を電子黒板にしたらどうだろう。移動黒板の縦横幅の大画面があれば十分電子黒板として機能すると思う。あるいは、巻ける液晶スクリーンが普及すれば、それを天井からぶら下げて電子黒板とすることもできる。従来の黒板を電子黒板にしなくても、いくらでもアイデアはあるはずだ。

漢字の書取りなど、タブレットなどでポンと漢字変換するのではなく、子どもたちが自分の手で書いて覚える方法も残しておきたい。こういう電子機器が氾濫する時代だからこそ、逆に私は手書きをもっと大事にしたいと思うのである。

 

【今日の一枚】エンドウ(豌豆)の花。

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校舎の壁に張った網を伝って咲いている。2/11(火)の部活練習を終えての帰り際に撮った。

エンドウといえば今も「メンデルの法則」を思い浮かべる。高校の生物で、遺伝子がどうのこうのと習ったはずだが、内容はすっかり忘れている。

思い浮かべるのはノートの取り方である。ノートのページを3列に区切り、左に項目名、真ん中に板書内容、右に疑問に思ったことなどをメモする、というもの。このノートの取り方を最初の授業で、まるまる1時間使って先生が説明したことを思い出す。ノートの取り方がそんなに重要なのかと、当時は思ったものだ。

それにしても、こう見ると豌豆の花も結構可憐ですね。実はサヤエンドウもグリーンピースも食えるし、私も庭の端っこに植えておけばよかった。

 

【書】「竜(龍)」リュウ・リョウ・たつ(No.388)

▼甲骨文1

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▼甲骨文2

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▼金文

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象形。もとの字は龍に作り、頭に辛字形の冠飾りをつけた蛇身の獣の形。「たつ、りゅう」の意味に用い、古代の伝説上の、不可思議な力を備えた動物をいう。鳳(ほう=ほうおう)と同じように、冠飾りをつけているのは聖獣のしるしである。甲骨文字・金文の巽(きょう)は両手(廾=きょう)で竜を捧げる形で、恭(つつしむ)のもとのじとみてよい字である。竜を使うシャーマン(神がかりの状態になって予言する巫女)がおり、竜を用いて呪的儀礼を行うことがあったらしい。竜は洪水神とされ、古い神話では竜形の神とされている。甲骨文字では、雲のもとの字の云(うん)は、雲の流れる下に竜の捲(ま)いている尾が少し現れている形、旬は尾を巻いた竜の形、虹(こう=にじ)は竜形の獣の形である。リュウは慣用音で、国語ではリュウの音でよむことが多い。初めは勢いが盛んであるが、終わりは奮わないことをたとえて竜頭蛇尾という。

 

【タイムラプス】2月14日(金)5:54〜7:29の伊豆長岡の空。23秒。

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