いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

厨房の奥の女将の御慶かな(あ)

今日で正月休みも終わった。今年の正月はのんびりできたのが昨日今日の二日間で、その二日間も何もしないまま過ぎた。気分的にはあと一週間休みたいといったところか。

あと一週間といえば、青森の冬休みがそうだった。雪の降らない地域よりもう一週間長く休めた。成人の日が1月15日だった頃、そこまでが冬休みだった。

あと一週間休めるとしたら、私は何をするだろう。絵か。絵を描いているか。書か。書を書いているか。読書か。古典とじっくり向き合っているか。う〜ん、どれだろう。

どれも、だな。どれもやりたい。だめだ、一つに絞れ。残された時間は限られている。あれをやればこれができない。一つに絞るとしたら、むりやり一つに絞るとしたら、う〜ん、絵かな。

現実には明日から仕事が始まって休めないから、本格的に絵を描くのはたぶん仕事がなくなる4月以降になる。今はその日が来るのを指折り数えているといったところだ。

本来なら、定年を迎えたタイミングで趣味の世界に身を置く予定だったが、いろいろと物入りになってさらに稼がなくては生活が成り立たなくなった。それで、なんだかんだいいながら今日まで細々と日銭を稼いできたが、もうそろそろ自分の好きなことをやらせてもらってもいいでしょう。

贅沢な暮らしは望まない。いや、望めない。収入が年金だけになるんだから、その範囲でやりくりしなければいけない。ああ、長生きはするものではない。長生きすれば金がかかる。

そろそろ終活の準備をしなければいけないと思うが、思うだけで具体的にはまだ何もしていない。何から手をつけていいのか判らないというのが正直なところだ。基本的には、おそらく私より長生きするだろうカミさんが困らないようにしておけばいいか。

と考えると、どうしたって生活費だよなあ。カミさんはいくつまで生きるつもりか知らないが、そこまでにかかる日々の生活費をどう捻出するか。仕事もなく、蓄えもなければ捻出しようがないなあ。どうしよう。

どうにもならないことをうだうだ考えたって拉致があかない。ああ、やだやだ、だんだん面倒臭くなってきた。そんなこと考えるの、やめた。なるようにしかならないべ。

 

【今日の一枚】一二三荘の回数券。

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11枚綴りで4000円。「おっ、色が変わりましたね」と女将さんに言ったら、前の黒いのはお客さんに不評で、車の中で落とすと探すのに一苦労すると言われ、色を換えたのだと言う。私はいつもこいつを財布に入れているから落とす心配はない。

 

【書】「名」メイ・ミョウ・な・ほまれ(No.349)

▼甲骨文

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▼金文

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会意。夕と口とを組み合わせた形。夕は肉の省略形。口は〓1(さい)で、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形。子どもが生まれて一定期間を過ぎると、祖先を祭る廟(みたまや)に祭肉を供え、祝詞をあげて子どもの成長を告げる名という儀礼を行う。そのとき、名をつけたので、「な、なづける」の意味となる。(後略)<『常用字解』より>

〓1(手書き画像)↓

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「note」から記事を貼り付けようと思ったが、テキストをパソコンのキーボードで打つ方が楽だし、貼り付けるとなると一手間かかるので、「書」のコーナーは、しばらくはこれまで同様この場所に置いておくことにする。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】1月5日(日)7:09〜9:17の伊豆長岡の空。32秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2753950694662790/?d=n