いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

寄り合ひの帰る夜道や金木犀(あ)

午後7時から自治会の寄り合いがあった。集まったのは14名。居住世帯の約半数。その席で、新しく居住者になった2世帯の紹介と、来年度の会計役員が選出された。

会計に選出されたのは、私。自ら手を挙げた。1時間話し合っても拉致があかないし、最終的にあみだくじで決めるしかないという流れになったところで、私がやりますと手を挙げた。

この地区全体の自治会は7組に分かれていて、会計役員1名は各組の持ち回りになっている。それで、来年はうちの組が当番になっていた。

藤沢のマンションにいるときに、管理組合の理事長をしたことがある。あの時は2億円もの大金を動かした。そのときの心臓ばくばくを思ったら、自治会の扱う金額が大きいといっても高が知れていると読んで引き受けることにした。

寄り合いは土曜の夜に月一回ペースで行われるという。それは別に苦ではないのだが、平日、金融機関に行って金の出し入れをしなくてはいけないというのが引っかかって名乗るのを渋っていた。仕事をしていたら平日は休めない。

それで、もし私の代わりに金融機関に行ってもいいという人がいたらお引き受けしますと、ぽろっと言ってしまった。そうしたら、待ってましたとばかりに名乗りを上げた方がいて、そこから話はお手を拝借しゃんしゃんと決まった。

というわけで、来年4月から自治会の会計を担当します。いずれは何かしらの形で自治会に貢献したいと思っていたし、その出番が早く来ただけの話と受け止めている。私が名乗り出たことで、今日出席した人たちは一様に安堵した表情を浮かべていたが、私とていやいやながら引き受けたわけではないからお気になさらずに。逆に、新しいお付き合いができるようになったことを嬉しく思っています。

問題は、来年の仕事だよなあ。以前のような、一日3時間の仕事に戻れないかなあ。それだったら私も平日に自由な時間を多少は持てるのだが。

 

【今日の一枚】花の咲かないキンモクセイ(金木犀)。

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去年のブログを見たら、最初のオレンジの蕾が見えたのは9/16になっていた。今年はそれより2週間経っているが、まだ蕾が見えない。近所には庭に金木犀を植える家が多くあるが、あの甘い芳香が薫ってこない。どうも、うちだけが咲くのが遅いというわけではないようだ。

昨日の夕方、孫が小田原に帰っていったが、金木犀の香りを嗅がせてやれなかったのが残念。

【書】「長」チョウ・ながい・かしら・たけ(N0.257)

▼甲骨文

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▼金文

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長髪の人を横から見た形。長髪であるから「ながい、ながさ、たけ」の意味となる。長髪の人は老人であり、氏族の指導者としてたっとばれたので「かしら、たっとぶ」の意味となり、長者(ちょうじゃ=徳の優れている人。また、年上の人。また、金持ち)・長上(目上の人)・長老(年をとった人を尊敬していう語。指導的な立場の人)・会長(会を代表する人)・社長(会社を代表する最高責任者)のようにいう。<『常用字解』より>

甲骨文は、一目見て長髪の人と判るが、金文はどうにも人に見えない。字解では「長髪の人は老人」というが、毛のない老人だっているだろうにねえ。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】9月29日(日)6:25〜9:03の韮山方面の雨空。39秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2540957069295488?sfns=mo