【今日の一枚】ようやく色づいてきたミニトマト。
今年はミニトマトを、いずれもプランターに6本植えた。そのミニトマトがここへきて一気に食べ頃を迎えています。ミニトマトといえば、うちでは欠かせない夏野菜で、朝いちばんに庭からもいできて朝食の皿に盛るのを毎年の楽しみにしている。
去年はミニトマトをミニ菜園で育てたが、連作障害にやられ、8本植えて8本ともうまく育たなかった。ミニトマトはナス科の野菜で、ナス科は連作障害を起こすことは知識として知っていたが、実際に連作してみてやはり教科書通りだったことが判った。その反省からミニ菜園を潰し、ミニトマトをプランターで育てることにした。土は市販の培養土。毎年土を買い換えることになるから、これなら連作障害は起こりえない。土が余ったので今年はついでにナスも植えた。
プランターは買って数年は形を保っているけど、そのうち劣化してパリパリ割れるようになる。そうなったらゴミ収集車に運んでもらうことになるが、プラスチックゴミが騒がれている昨今でもあるし、次回からはプランターをやめて土嚢にしようと思う。
土嚢ならプランターよりも根を深く張れるから大根も育てようと思えば育てられる。安定しないのが難点だが、それとて物置に眠っている端材でケースを作れば済む。なんなら孫が遊びにきたときに工作させる手もある。端材は朽ちれば土に還るから環境汚染にはならない。そう、これからはじぃじ水を飲むストローも竹でこしらえます。極力プラスチックを使わないように心がけます。
【書】「賜」シ・たまわる・たまう・たまもの(No.173)
▼甲骨文1
▼甲骨文2
▼甲骨文3
▼金文1
▼金文2
音符は易(し)。易は賜のもとの字で、その形は右側に小さな把手(とって)がついている爵(酒器)の注ぎ口から酒杯に酒を注ぐ形。注がれている酒もかかれている。爵を持つ両手が加えられている字形(甲骨文1と金文1)もある。この形を省略した字形(甲骨文3と金文2。把手のついた爵の注ぎ口と注がれている酒)が易である。この易(し)は貿易の易(えき)とは別の字で、この易(し)は酒を「たまう」の意味である。のち酒以外の品物をも「たまう、たまわる」ことから貝を加えて賜となった。(後略)〈『常用字解』より〉
今回は甲骨文を3種類、金文2種類の計5種類を書いた。どの字も面白すぎる。ご丁寧に酒の滴まで書いちゃってます。把手のついた器で(今でいうピッチャーみたいなものでしょうか)酒を豪快にあおる古代人の、酒さえあればこの世は天国、といったおおらかさが伝わってきます。
古代人の酒飲みと言えば、大伴旅人。その歌に「値(あたひ)無き宝といふも一杯(ひとつき)の濁れる酒にあに益(ま)さめやも」(値打ちのつけられないほどの宝と言ったって、一杯の濁り酒にまさる価値はあるまい。『万葉集』巻三)とありますね。
【温泉】一二三荘。
【タイムラプス】7月2日(火)4:53〜7:36の韮山方面の雨空。20秒。
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