いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

雨に散りいよよ色増す百日紅(あ)

青森の実兄に供物を送る。
青森の実家は取り壊されて既になく、先祖代々の墓守は8歳年上の実兄が担っている。実家を解体する時に仏壇を市街地に住む実兄の家に移し、後の世話を全て実兄夫婦に任せて私は伊豆へ移住を決めた。
先祖の墓参りは、高校のクラス会で青森に帰るお盆の頃に行なっていたが、ここ3年ばかり不義理して青森に顔を出していない。代わりに仏壇に供えてもらうよう実兄に供物を送って済ませている。
今年の供物は中伊豆産の乾シイタケにした。この時期はどこのスーパーもお中元の商品が並ぶが、シイタケの詰め合わせというのはありそうで無い。今日も、午前勤務の仕事を終えてから、韮山のスーパー、田京のホームセンター、大仁のショッピングモール、道の駅「伊豆のへそ」、反射炉物産館とぐるぐる回ったが、シイタケ詰め合わせはどこにも無い。
そこで、最後の手段で大仁の「まごころ市場」にバイクを走らせた。ここなら確実に乾シイタケが手に入ることを知っている。ただし、詰め合わせを扱っているかどうかまでは知らない。ところが行ってみたら、あったんですねえ、箱詰めの乾シイタケが……。
それをゆうパックで田京の郵便局から送る。今年も青森に帰れず不義理を重ねることになるけれど、思いは片時も青森を離れない。今はこういう形でしかふるさとと繋がりを持てないが、青森はこれからもずっと心のふるさとであることは確かです。

【写真】玄関アプローチに散り敷くサルスベリの花。

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昨日、断続的に降った雨で散った百日紅の花。先月下旬からポツリポツリと咲き出した我が家の百日紅は、今がちょうど咲き揃って満開を迎えた。そこへ台風5号の無情の雨。アプローチの踏み石を見る限りではだいぶ散り落ちたように見えるが、どっこい、枝にはまだたくさんのピンクの花が付いている。
百日紅」と書いて「サルスベリ」と読む。「百日紅」という漢字を当てるのは、花期が7月から10月までと比較的長いからだが、それを「サルスベリ」と読むのは、猿が木によじ登ろうとしても幹がツルツルして滑り落ちるからと言う。
時に日本語は、「百日紅」のように、漢字表記と読みで同時にふた通りの意味を示すことができる、世界に例を見ない優れた言語であると思ったりする。

水墨画】牡丹(No.14)

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花弁を余分に描いてしまった。本物の花を見ないで描いているからこうなる。
葉に面相筆で筋を入れるスピードがだんだん水墨画のスピードに近づいて来た。少し描き慣れて来たかも。

【あやめ湯】18:37〜19:05
「今日、ロッカー無いよ」
クロックスを脱いで下駄箱にしまおうとしたら、番台のおじちゃんがそう言った。今日はそんなに混んでるのかと風呂場の方を見たら、混んでいない。どういうわけだろうと不審に思ったが、おじちゃんは帰りがけの元饅頭屋さんと話を始めたので、ロッカーが使えないわけを訊きそびれた。
それで湯から上がってから訊いた。そうしたら、お客さんが鍵を返さずに持って帰ってしまい、しかもそれが立て続けに2件あって、現在4個しか使えない状態だという。「ロッカーも有料にせなあかんな」って、それ、困る。あやめ湯に行きづらくなっちゃう。

【タイムラプス】今日は朝の通り雨で撮影を中止し、仕事から帰ってもう一度取り直した。朝の分をボツにするのは勿体無いので、2本並べておくことにした。
8月8日(火)5:45〜6:09。22秒。
8月8日(火)15:15〜17:31。33秒。

【歩数】2,165歩。