いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

そを向きてよそよそしかり庭の百合(あ)

今日はトイレ掃除当番。
台風5号の影響で臨時に休んだ8/7(月)のトイレ掃除当番が、今日出勤してシフト表を確かめたらしっかり復活していた。
別にトイレ掃除が嫌だというわけではない。逆に、臨時の日々雇用の私を、特別扱いせずにトイレ当番の頭数に入れてくれたことをありがたく思っている。
正規職員なら午後6時半まで勤務なので、5時半からたっぷり時間をかけて便器を磨くことができるが、日々雇用の場合は6時に上がらないといけない。果たして30分でトイレ掃除が終わるかどうか心配していたら、正規職員の一人が5時を10分回ったところで「今日はちょっと早いけど、みんなトイレ行って、タオルしまって」と、子どもたちにトイレを済ますよう声をかけてくれた。ちゃんと私の勤務時間を考慮してくれていた。
トイレ掃除は、去年の経験で言うと40分はかかる。だから、子どもたちがその日の最後のトイレを済ませるの待って掃除を始めると、終わるのはちょうどタイムカードを押す5分前になる。
無駄がないと言えば確かに無駄はないが、せわしい感じは否めない。去年はトイレ掃除の後に、別の職員に点検してもらう時間があったが、5時間勤務だとその時間もない。点検しておいてくださいと言い残してタイムカードを押して出てきた。
出てから気づいた。先週、ある職員からブドウをいただいたんだった。冷蔵庫に冷やしてあるから帰りに持ってってと言われていたのを忘れて持って帰っていなかった。で、今日も忘れて帰ってしまった。
その職員からは去年もブドウをもらった。私に夏のお手伝いをお願いしますと電話をよこした人である。私に持ち帰ってもらいたくて自宅の果樹園からわざわざ持ってきてくれたのに、それをずっと冷蔵庫に入れっぱなしにしていた。その人は、冷蔵庫を開ける度にまだブドウがあることを知って心痛めていたのではないだろうか。すみみません、明日はきっと持ち帰りますから。
正規職員の方は農家の家の人が多く、去年はいろんな野菜や果物をいただいた。そのいただいた中でも鬼柚子の砂糖漬けが特に印象深い。鬼柚子という、柚子のバケモノみたいな果実があることを初めて知ったし、それを切り刻んで砂糖漬けにしたのを食べたのも初めてだった。
いろんなものをいただいたのはよかったが、思えば10人の正規職員の中で男性が私一人という職場環境は結構窮屈だった。この夏、請われて学童の手伝いをしているものの、やっぱり私には合わない仕事だという思いを強くしている。

【写真】タカサゴユリ

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庭のいたるところに生えている。セイタカアワダチソウは問答無用で刈り取られるが、このタカサゴユリだけは花が咲き終わるまで刈られずに済む。ユリは花の形に気品があるから雑草として扱われず、その分得をしている。

水墨画】紫陽花(No.15)

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葉の形が整いすぎて、椿みたいな葉になった。花弁は最初お手本どおりに「穂先に中墨をつけ、そっと押さえ込むように花の中心に穂先を向け一弁ずつ描いてい」ったが、うまく描けず、線を簡略に入れて輪郭をとった。そうしたら、全体がモコっとした紫陽花になってしまった。

【あやめ湯】18:06〜18:41

【タイムラプス】8月9日(水)5:28〜7:43の伊豆長岡の空。33秒。

【歩数】2,762歩。