いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

折れてなお伸びる若苗梅雨に入る

藤沢から修善寺へ出勤。前回、小田原まで座れなかったから、今日はグリーン車にしようかと切符を買うぎりぎりまで迷ったが、結局グリーン車に乗るのはやめた。そうしたら茅ヶ崎で座ることができた。

髪の毛がだいぶ伸びて耳にかかるまでになってきたので、そろそろ床屋へ行かなくてはと思っていた。それでグリーン料金を散髪代に回すという瞬時の判断をしたのだが、考えてみればなんともみみっちい料簡ではある。でも今年の夏は、丹後半島周遊、大学体連那須紀行、青森同期会と旅行の予定が入っていて、大出費間違いなし。加えて今年は小遣いが昨年の半分以下となっては致し方がない。大きな楽しみ小さな節約。塵も積もれば山となるとはカミサン口癖の人生訓だけれど、山には程遠いながら、ここはこつこつ塵を積んで行くべし。

月曜は田京の中華料理店で昼食を摂ることが多くなった。職場が修善寺になってからはほぼ毎週のように通っている。雰囲気がアットホームで、ボリューム満点で安くて旨い。三島のときのようにいろんな店を開拓する楽しみはなくなったが、こうして一つの店を贔屓に通うのも悪くない。

昼食後は、満腹を抱えて急坂をゆっくり上る。上りながら今週やることを頭の中で整えていく。ところが、やることが次から次へ浮かんできて整理がつかない。そのうち家にたどり着いてしまい、玄関を開け窓を開け、ひとまずバッグを下ろし着替えて横になる。そうか、菜園の野菜に水をやらねばとむっくと起き、結局これがやることの第一優先となる。後はだらだら読書をしながら湯屋の時間を待って…。とまあ、こんな具合に今週の伊豆の暮らしが始まるのでした。

あやめ湯(16:50)3→5人。8,795歩。

写真は、庭の菜園。ミニトマトの丈もだいぶ伸びてきた。今年は田中山の農家が使っているという肥料を一袋半(約15kg)ばかり土に混ぜたので、心なしか成長が早いような気がする。トマトの連作障害を心配したが、今のところ問題はなさそうだ。

実はミニトマトの苗のうちの1本で、植えてすぐのときに風で根元から折れ、植え替えようかどうしようか迷っていたのがあった。葉に水分が届かず、そのうち枯れてしまうだろう。枯れて、これはダメだと踏んだ時点で買いに行こうかと思っていたら、なんと、折れた茎の部分が瘤となって固まり、葉に養分を送り出した。これにはちょっと感動。植物の生命力って凄いですね。(あ)

f:id:jijiro:20150609064946j:plain