いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏めくや遊び心と恋心

先週植えたトマトの苗の隣に、千成瓢箪とオクラの苗を2株ずつ植える。葉の伸びの邪魔にならないよう間隔を取ったつもりだが、そのうち窮屈になるかもしれない。千成瓢箪は去年種から植えて、かわいらしい実が孫に好評だったので、今年もどうにかして植えたかった。オクラはついでに買った。オクラは平塚のアパートに住んでいたときにベランダの下で植えたことがある。花がきれいだった印象があって、25年ぶりに植えてみることにした。もちろん、成った実は納豆と練って晩酌の一皿となる。

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こうしてみると、たった4㎡ほどの猫の額の菜園ではあるが、いろんな苗がそろって今年もなかなか賑やかになった。柵で囲って畝の端まで土を盛ることができたから、今年は少し欲張ってたくさん植えてみたが、さて、うまく育ってくれますかどうか。

あやめ湯(16:20)3→4人。6,533歩。

写真は、いずっぱこ(伊豆箱根鉄道)のピンクの吊革。修善寺からの帰りの電車でメールをチェックしていたら、次の牧之郷駅を過ぎたあたりで女子高生3人がドカドカと私の前に寄ってきて一斉に携帯をかざした。私にではなく、私の座っていたシートの上の吊革に、である。これがこのピンクの吊革。

TBS 日曜劇場「ごめんね青春!」というドラマに使われて話題になったらしい。私はテレビドラマを見ないから知らない。このハートの吊革は電車に一つだけあって、これを見つけると恋が実るという。そんな噂がいつからか、いずっぱこ沿線の女子高生の間で広まっていた。そのことも知らない。今日知った。

そもそも、いつ、何のためにそんなことをしたのか。それは、鉄道会社の運輸課の方が、広告費をかけない誘客策として2010年12月に始めたのだという。なんと15年も前に仕掛けていたんですね。考案者は、口コミでの広がりを期待して積極的な広報はしなかった、都市伝説になるのを狙っていたともいう。なるほど、思惑どおりしてやったりですね。こういうアイデアは茶目っ気があっていい。あえて広報せずに気づかせる戦略を取ったのが奏功しました。(あ)

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